雨の降る中、流通センター(東京)で行われた「バード&スモールアニマルフェア」に行ってきました。
会場には展示されている小動物・鳥類やコンテスト入賞ペット、ふれあいコーナーといった動物のコーナーとお店が並ぶグッズ販売コーナー、メーカーさんが商品を展示しているコーナー、と大きく分けて3つのコーナーがありました。
その中から、今回はみんな興味があるフードについて、メーカーさんにお話を聞いてきたので紹介します!
最初にお話を聞かせていただいたのはSelectionシリーズのイースターさん。
動物病院での評価が高いフードなだけに興味深々で特徴を聞かせて頂いたところ、 ハムスターフードは「免疫力を高めるためにアガリクスを配合」しているだけでなく、「このアガリクスも人間用のものを協和発酵さんより仕入れている」とのこと。
安心して使えるフードと言えるでしょう。
また、日本の他メーカーには無い年齢で分けたプレーリードッグフードも目を引きます。
幼い子用のパフォーマンスはアルファルファ、大人用のメンテナンスではチモシーを主原料にし、成長に合わせたフードになっていました。
と、お話を伺っただけではなぜ評価が高いのかがわからない。
そこでもう少し聞いてみると、「獣医さんに確認してもらっているんです」とのお答え。
ありがちな食いつきばかりを考えたフードというのではなく、獣医さんが必要と考える栄養素・量を元に、今まで開発してきて蓄えた嗜好性に関するものを加味して作られたフードなのだそうです。
それで食いつきがいいのにも納得!
安心して与えられ、ペットも喜んでくれるフード。これで値段が手頃だったら文句無しだったでしょう。
▼(株)トリオコーポレーション ヘーゲンジャパン事業部
果たしてペットのエサにまで高級感を求める必要があるのか?
そんな疑問を吹き飛ばしてくれるフードを展示していたのげヘーゲンさん。
来月より発売となる(コジマやムトー等大型ペット店等で販売予定)プレミアムフードは、高級感を表すだけでなく中身も充実していました。
まず説明を受けたのがハムスターフード。
現在市販しているものより、より食べやすくなったニュートリブロックフード(タンパク質16.0%、脂肪分4.0%、繊維分4.5%)と、今まさにブリーダーさんに協力してもらって調査(試験?)中だというハムスターフード(蛋白質13.0%、脂肪分4.0%、繊維分7.4%)とあるのですが、ハムスターフードは20~25%食いつきがあがるとの報告が輸入元より報告されているとか。
また、フェレットフードは蛋白質が38.0%と高く、是非試してみたいフードに思えました(脂肪分22.0%、繊維分3.5%)。
今回は、残念ながら発売前ということでプレゼント用にフードは頂けなかったのですが、高級品というのは試しにくい値段なことも多いものなので、発売後にプレゼント用に頂けないか厚かましくももう一度聞いてみたいと思うところです。
▼(株)三晃商会
私は調査不足で知らなかったのだが、三晃商会さんからはウサギにとって優れたフードが発売されていました。
RABBIT PLUSです。
なにが優れているって主原料がチモシーなんです。
一般的に、仔ウサギにはアルファルファがいいと言われているが、アルファルファは与えすぎると腎結石を起こす等の弊害があります。
それを防ぐためにはアルファルファを主原料としたフードを与えすぎないことが一番なのですが、そうすると今度は必要な蛋白質をどう与えるかという問題が残ってしまう。
それを解決できるフード、それがRABBIT PLUS。
仔ウサギ用のフードにはスピリナという海草からとったビタミン、ミネラルも豊富な植物性蛋白質を配合してあるので、成長期のウサギにもこれだけで大丈夫なんです。
また、大人用のものに切りかえるときも同じチモシーベースなので切り替えやすいという利点もあります。
肥満による病気というのは太らせなければ予防できるものだから、是非ともこのフードは試してみたいフードではないでしょうか?
親切な担当者さんは後日連絡を下さると言ってくれたので、このフードもなんとかしてプレゼントできるようにしたいと思っていたりします。