このオールアバウトジャパンに「ペットと暮らす家」というコーナーがあるのをみなさんご存知でしょうか?
住めば都、とは言いますがやはり住みやすい家というのはあります。
犬や猫とはまた違う小動物にとって住みやすい家とはどんなものか、
一緒に考えてみませんか?
▼温度・湿度管理設備は必須でしょう
犬や猫よりも小動物は環境温度・湿度の管理が大切ですので、
やはり温度・湿度管理設備は必須だと思います。
必要に応じてエアコン等を付けることはできますが、
最初から設置してあると助かるものでしょう。
また、床暖房も実はあると便利な設備だと思います。
多くの小動物や鳥類が体力が落ちてしまった場合に保温を必要とします。
保温用のヒートマットやライトを使うことが多いと思うのですが、
床暖房の上にケージを移動し、布でもかけておけばそれだけで保温ができてしまいます。
この方法であればケージの中をいじることなく暖めてあげることができますので、
あれば床暖房はありがたい設備だと思います。
ペットがいる・いないに関係なく、引越しするときって新しい家・部屋の収納が どれだけあるかをチェックするものだと思います。 でも、私たちペットと暮らす者はこれだけではチェックが甘いかもしれません。 ▽通り道が作れるか?
多くの小動物が困ったことに狭いところが好きだったりします。
うっかりしているとわずかな隙間に入り込んでしまうこともあります。
すぐに気がついて出てくるのを待っていられればいいのですが、 気がつかずに押しつぶしてしまった、という悲しい事故の話もあります。
もし、初めから部屋の壁際にペットの通り道となる
小さなパイプ状の通路が作りつけてあったならば、事故が起きる可能性は
どれだけ小さくできるでしょう?
このパイプ状の通路の上部が開くようになっていて、
開けて掃除ができるようになっていたら、さらに事故はどれだけ減らせるでしょう?
また、ドアの上部とかに小さな飾り棚がいくつも作りつけてあったならば、
そこを休憩場所としてリスやモモンガ、鳥は使うことができるのではないでしょうか?
それにより、より安全に楽しく遊んでもらえるようになるのではないでしょうか?
室内のレイアウトというのは私たちが好き勝手にできるものですが、
多くの収納場所が作りつけられているためにペットの通り道が作れないとしたら、
それはいまいちな部屋かもしれません。
ちょっと手を加えればより快適にできるよう、収納の位置・場所もチェックしましょう。
多くのペットが、ケージ以外に室内で自分の居場所を決めます。
うちでは、フェレットは籐のチェストの2番目の引き出しで寝てますし、 スカンクはベッドの下を自分の場所と決めているようです。
家具の配置に考慮し、寝場所にできるように使わない引出しを作る等の工夫はできますが、 もーし、ペットの寝場所・遊び場にも使えるように、と 一番下だけドアが片側だけの戸棚とかが作りつけであったならば、これは便利ではないでしょうか?
また、ウサギのようにひなたぼっこをする子にとっては、 ペット用のひなたぼっこスペースが考慮されている窓とかあったりしたら、 これまた魅力なのではないでしょうか?
▽収納の高さ小動物は低い高さで移動する動物がほとんどです。
それゆえに、下にある収納場所というのは彼らが入り込んでしまうこともある場所でもあります。
飼い主の身長の問題というのもありますが、 床下収納ではなく、高い位置にある戸棚から引き出しが階段のように下りてくる収納があれば ペットの事故はかなり防ぐことができるのではないかと思います。
また、低い位置の収納スペースには、
ペットが開けることができないようにカギやフックがついているといいと思います。
これは小さなお子さんがいる家庭でも重宝することでしょう。
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