6.緊急時の預かり先
家族何人かで暮らしているのであれば預かり先を探さなければいけないことはあまり無いかと思います。
けれども、一人暮らしの場合には飼い主さんが交通事故等で入院する必要が出てしまうと
ペットの世話をしてくれる方がいなくなってしまいます。
万が一のとき、預かってくれるアテがあるかどうかは聞いておくと安心できるでしょう。
7.これからのお付き合い
養子に出してそれっきり、なんて方もいるのかもしれませんが、
ほとんどの方は里親さんのところでどうしているか、時々でいいから聞かせて欲しいものです。
年に1回でかまわないから近況を聞かせてもらえることができるかどうか、
たまには写真の1枚も送ってもらえないかどうか、聞いておくことをお勧めします。
また、ペットが養子にいったことで知り合った方とこれから先親密な友人になる可能性もあります。
ペットのおかげで共通の関心事を持てるわけですからね。
お付き合いが苦手な方には無理は言えませんが、苦手でなければこれを機会に
この先情報交換や一緒にペットショップに行ったりすることができないかどうか、聞いてみてはどうかと思います。
▼焦ってはいけません
里親さんを早急に見つけないといけない場合もあるとは思います。
けれども、大切な子を養子に出すのですから、状況が許すのであれば焦らないで下さい。
ペットにとっては飼育環境が変わることはストレスになります。 それ以上に、飼い主が変わることがストレスです。 毎日ごはんをくれていたお母さんがいなくなり、一緒に遊んでくれてたお父さんがいなくなり、 寂しさと不安とで、程度の差はありますが、どんなペットもストレスを受けます。 このストレスは養子に出る場合には避けられないものなのでしょう。 けれども、必要以上にストレスをかけることはありません。
養子に出したのに里親さんの都合で出戻ってきた、 養子に出したのだけれど不安要素が消せないので返してもらってきた、 なんてことになって、必要のないストレスをペットに与えてしまわないように、 焦らずに里親さんは探して下さい。 これから先、あなたの大切な子(孫?)の家族になる方なのですから、 時間をかけて安心できる方を探すべきだと思います。
そのためにも、里親探しは早めに始めるようにするといいと思います。
▼里親探しの時期ベビーは欲しいけど飼える数に限りがある場合、 ペットが妊娠したことがわかった段階で里親探しを始めるといいと思います。 これから産まれるのでベビーの数・性別がわからないことや 無事に出産できなかった場合には養子は出せないことをちゃんと説明して里親探しをすれば、 ベビーが来るまでに準備をしながら待ってくれる里親さんと出会える可能性も高いですしね。 産まれてから慌てるよりも、産まれる前に里親探しは始めて、時間をかけて里親さんを見つけてはどうでしょう? ▼里親探しをする場所いろいろ
◎里親・里子カテゴリー インターネット上の里親探し掲示板等を紹介しております。
◎動物病院 病院によるのではありますが、里親探しちらしを待合室に貼らせてくれる病院があります。 ▽報告は忘れずに
里親さんが見つかったらば、利用させてもらった里親探し掲示板・団体・動物病院には 忘れずに報告して下さい。 里親探しに協力してくださる方達というのは、直接自分がタッチしていないペットであっても 無事に里親さんが見つかったというニュースを聞くだけで喜んでくださる方がほとんどです。 できるなら「ありがとうございました」の一言と共に、里親が見つかったことを報告して下さいね。
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