そう頻繁にあることだとは思わないのですが、 ペットが想定数以上のベビーを出産したとき等は里親を探すことがあると思います。 大切な娘・息子であるペット。その子供なのですから飼い主としては孫も同然。 できる限り幸せにしてくれるご家庭に養子に出したいと思うものです。 そのためにはいくつかすべきことがあります。
▼直接話をしましょう
ここをご覧になっている方というのはインターネット環境のある方です。
そして、ここには里親・里子探しカテゴリーもありますので、インターネットを利用して
里親探しをする方も少なくないでしょう。
インターネットを利用して里親探しをすると、必然的に相手とのやりとりはメールになると思うのですが、
メールだけでなく電話なり会うなりして、直接話をするようにするといいと思います。
メールというのは手紙です。書くのが苦手な方もいて当然です。
でも、手紙を書くのが苦手でもあなたにとって理想的な里親さんである可能性はあります。
怪しい内容であればわざわざ電話連絡をする必要はないでしょうが、
文章(手紙)がわかりにくいから里親候補から外したりして可能性を狭める必要はないでしょう。
また、メールをチェックする頻度は人それぞれですので、
返事を書いたのにちっとも連絡がない=里親になりたくないんだ、と決めてもいけません。
自分の都合のいい時間にチェックできるのがメールの利点でもあります。
それを忘れて里親候補者を減らしてしまわないようにしましょうね。
▽電話連絡は携帯ではなく自宅に
電話連絡をする際には、自宅に電話をかけるようにするといいと思います。
携帯の方が相手を捕まえやすいものですが、
自宅であれば相手が留守にしていても家族の方と話すチャンスがありますので、
家族全員が里親を希望しているのかどうか知ることもできます。
連絡先を聞く場合には携帯ではなく、自宅の電話番号を聞いておきましょうね。
▼何をチェックポイントにすべきか
はたして連絡をくれた方がいい里親さんになってくれるのかどうか、
それを判断しなければいけませんので事前にチェックすべきことを考えておくといいでしょう。
1.ペットに関しての知識
まるっきり知識は無いけど欲しいんです、という方に養子に出す人はまずいないと思います。
ペットの動物種について生態や習性、病気のことなど知っている方に里親になってもらえる方が安心ですからね。なので、飼育経験者を里親さんの希望条件とする人が多いように思います。
けれども、初めて飼うという人であってもしっかり勉強している方というのはいますし、
飼育経験者であるがゆえに先入感から養子に迎える子の個性を見逃してしまうこともあります。
まずはどれくらい知識があるのか聞かせてもらい、勉強する意志がどれほどのものかチェックさせてもらうことをお勧めします。
2.時間的なこと
どんなペットでも日に数時間は飼い主との時間を必要とします。
その時間が作れるかどうか、お仕事についても聞かせてもらうと安心できると思います。
3.金銭的なこと
実はけっこう聞きにくいことだったりするのですが、
ペットを飼うということは食費や医療費にお金がかかることですので
金銭的に余裕があるのかどうかは聞いておくといいでしょう。
具体的な年収を聞く必要はないけれど、急病のときなどに数万円の医療費の出費があっても大丈夫かどうか聞いておくと安心できると思います。
4.情報源
同じ動物種のペットを飼っている方がまわりにいるのかどうか、
診察してくれる動物病院はあるのかどうか、是非聞いておきましょう。
もしいない場合には、
ペットに関する情報源には養子に出す飼い主さんがなれるのではないかとも思いますが、
動物病院に関しては養子に渡すまでに探しておいてもらうようにしてはどうかと思います。
5.住まい
小動物の場合にはうるさくないことが多いのですが、
でも、やはりペット禁止マンションで飼うことは勧められません。
その方ではなくとも同じマンション内に住む他の方に何かのアクシデントがあり、マンションでペットを飼っている人はペットを処分するか
立ち退くように、と言われてしまう可能性がないとは言いきれませんからね。
ペットを飼える環境にあるのかどうかは確認しておいた方が安心できると思います。
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