▼環境
ペットにどういう環境が適しているのかは、
その動物が野生ではどういった環境で暮らしていたのかを調べればわかります。
モルモットが生息していたのは南米はガイアナ共和国。
そこの環境を調べてみますと、平均気温は25度前後、
湿度も低く、梅雨時の日本とは大違いな環境です。
同じ南米に生息するチンチラ同様、モルモットも体温を下げるのが得意ではありません。
環境に適応する力があるとはいっても、梅雨~秋までの暑い時期はモルモットが快適でいられるように
温度は25度前後、湿度は60%くらいを上限と考えて管理をしてあげるべきでしょう。
モルモットに限らず、市販されている飼育書を見ると 「適温○○度」と書かれていたりしますが、 これは”必ず守らなければいけない”という温度ではありません。 環境を整えるときに目安として使う温度であり、 個体によってはもっと温度が高くても・低くても平気なものです。 けれども、私たちが夏に暑さ負けすることがあるように、 ペットも頑張れる温度ではあってもそれが続くと体調を崩してしまうことがあります。 病気になってくれれば飼い主にはわかりやすいのですが、 病気の兆候を見せずにただ寿命だけを削っていることもありますので 温度目安から極端に外れることのないようにする方がいいでしょう。 ペットの様子をよく観察し、 ペットに負担をかけないでいられる温度範囲を保つよう心がけましょう。
飼う場合には、市販されているラビットケージ等を使って飼うことになると思うのですが、 広ければ広いほどモルモットは嬉しいはずですので、 できるだけ広いケージを選んであげて下さい。 足をひっかけて怪我をしたりしないようにケージの底網は外し、 敷材を数cm敷き詰めて使うことになると思います。
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