ペットシッターとは、ペットの世話(子守り)をしに自宅に来てくれる仕事をしている方です。 なのですが、ペットシッターには”これ”といった資格がなく、 動物に関する知識や仕事内容は人により違っています。
小動物のシッターを頼む場合には、ケージの掃除、エサやりがメインな仕事になると思いますが それだけでもやり方によっては事故がおきてしまいます。 もし数分間だけでもケージから出して遊んでもらうのであれば、 事故がおきる確率はさらに上がります。
なにも事故はペットにおきるとは限りません。 興奮してしまったペットがシッターに噛みついてしまうことがあるかもしれません。 ケージから出してもらったはいいけれど、シッターが手を出した時に暴れてしまって 家具の隙間に入り込むなどして、何かをシッターの上に落としてしまうかもしれません。 いつもは穏やかなペットであっても、家族が誰もおらず、 よく知らないシッターが相手をしようとしたら興奮したり、暴れたりすることもあります。 ですので、ペットが起こす事故も考えないわけにはいきません。
どういうペットシッターがいいのか言えるほどには私も知らないのですが、 いくつかチェックすべきことは知っています。 最低限のことでしかありませんが、紹介したいと思います。
- 事前に会いに来てくれて、話し合える人であること。 シッターにしてみれば、知らないお宅へお世話しに行くわけですから、 事前に家とペットを見て、話を聞いておきたいはずです。 それをしない人であった場合には、事故がおきる確率があがると思います。
- ペットの性格をちゃんと聞いてくれる人であること。 ペットには個性があります。好奇心旺盛な子もいれば神経質な子もいます。 あなたのペットがどういう性格なのか、どういった世話のしかたを望んでいるかを 伝えることは、とても大事なことですので、ちゃんと聞いてもらえないと困るんです。 性格によっては断られてしまうかもしれませんが、全てを聞いてくれる方がいいと思います。
- しっかりした契約書を用意している人であること。 事故はなにも怪我だけとは限りません。 怪我がひどかったり、予期せぬ急病で亡くなってしまうことだってあるかもしれません。 また、ペットがシッターにおこす事故も軽いひっかき傷だけとは限りません。 縫わねばならないほどの怪我をおわせてしまうことだってあるかもしれません。 仕事内容や金額はもちろんのことですが、事故に関しても明記してある契約書を かわすことは、お互いのために必要なことです。 家の鍵を預けることになるのですから、おきる可能性がわずかでもあること (シッターが鍵を落としてそれを拾った泥棒が入る、などもね)は、 その場合にはどうなるのかしっかり話し合って、契約書を交わすようにしましょう。
ペットシッターは最近増えているように思います。 それだけに、お願いする方は相手を見極める必要が出てきています。 たとえ1日であっても、大切な家族の世話をお願いするのですからね。 脅かすようなことばかりを書いてしまっていますが、 仕事以外でも付き合いたくなるシッターさんもいます。 頼むなら、あなたにもペットにも素敵な友達となれるシッターさんを探すようにすると いいのではないかと思います。