本来切手の目的は、郵便物を円滑に国内外を流通させるために近代になって考案されたもので、1840年にイギリスで発行されたものが世界初となります。その後、暫くして、切手そのものの価値ではなく、美術品として収集する人々が多く現れ、ご存知のように今日では切手のコレクションが趣味の1つとして広く浸透している次第です。

現在切手は、国連が運営する——万国郵便連合(Universal Postal Union)によって統括され、様々な規約の元に成り立っています。その1つに『ローマ字表記で国名・地域名を表記する』というルールがあり、これは多くの国で採択され一目でどこの国から発行されたものか解るようになっています。日本の切手にも『日本』と表記される他に、『NIPPON』とローマ字でもあらわされています。これにより、世界各地を往来する郵便物が、異なる言語間の往来でも容易に切手の発行国を理解することが可能になります。


中国語での表記の他に、世界各国で認識できるようにローマ字で『CHINA』とも記される。


その他にも切手には多くの情報が盛り込まれ、図面が魚の物に関しては、

・発行国での通称名(Common name)
・学名(Latain name)

などの情報が記してあることが多いようです。


Lemonpeel Angelfish(レモンピール エンゼルフィッシュ)が通称名で、Centropyge flavissimusが学名となります。現在では学名が、Centropyge flavissimaに変更されており、日本ではコガネヤッコの名称の方が馴染み深いかもしれません。

観賞魚としても一般的な魚で、海水魚を取り扱う専門店であれば普通に見かける魚です。自分で飼っている魚の、切手を探してみるのも面白いですね。
▲バツアヌ発行


では、次のページで、切手の取り扱いについて触れてみましょう。