ある種のアートと言っても過言ではない、熱帯魚をモチーフにした美しい切手の数々。前回に引き続き、熱帯魚が題材となる数々の美しい切手をご堪能くださいませ。

さて、この記事を読まれている方の大半が、“切手”そのものには然程の興味が無いと思われます。実際私も、切手そのものには、さほど興味がある訳ではありません。ただ、熱帯魚がモチーフにされたものに関しては、芸術作品とまでいかずとも、美しいものだと惹かれる限りです。また、切手の大半に発行国、もしくは発行地域が記載されており、自国に生息する魚や、商業的に熱帯魚の養殖が盛んな国ではその代表種が記載されていたりと、一枚の切手から様々な背景が読み取れることも楽しみの1つです。

では、切手に関する薀蓄は後程として、まずは美しい切手の数々を紹介していきたいと思います。

▼2002年 タイ発行
ベタ・インベリス
Betta imbelis

マレー半島全域に生息する原種のベタ。少々現物と、顔の雰囲気が違う気もするが…
プラガット
Betta splendens

現地では賭けの対象としての闘魚が盛んで、より闘争性を重視して改良されたスプレンデンス種が『プラガット』と呼ばれる。

クラウンテール
Betta splendens

同じスプレンデンス種でも美しさを追求されて改良されたのが『ショーベタ』。その尾びれの形状から、こう呼ばれる。

マルチカラー
Betta splendens

左同
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▼1993年 パプアニューギニア発行
ニューギニアレインボー
Iriatherina werneri

ピーコックガジョン
Tateurndina ocellicauda

3種ともオセアニア大陸からアジアにかけて生息する淡水魚。元々は、海産起源の魚で、これらの魚の先祖が海から淡水域に侵入して、進化したとされる。
ノースニューギニア レインボー
Melanotaenia affinis



先ほど、切手自体に興味がないとは言ったものの、いざ気に入った切手を入手したならば、その取り扱いや保存方法などが気に罹るところですね。やはり、さわり程度の知識は身に付けておいた方が何かと便利です。ここからは、最低限知っておきたい知識を中心に、簡単に“切手”について解説していこうと思います。