Gさんちに向かう車の中で撮影
まだ目も開いていない生後2~3日の赤ちゃん猫です
10月8日夕方、日頃何かとお世話になっているセンターから緊急コールが入りました。朝から敷地内で子猫の鳴き声がするので、総出で探し回って、先ほど子猫を見つけたけれど、この後どうすればよいのだろう?とのこと。
「すぐに使い捨てカイロなどをタオルでくるんで小さな箱に入れて、保温してあげてください。それから人間用の牛乳では下痢しちゃう可能性が高いので、ペットショップか動物病院で子猫用のミルクを手に入れて…」
と、伝え始めましたが、電話で指示するだけじゃわかりにくいだろうなぁ、ということで急遽現場に向かいました。
まだ目も開いていない生まれて3~4日くらいの小さな小さな赤ちゃん猫…。
細かく観察してみると、ヘソの緒のところから腸の一部が飛び出して脱腸になっています。きっとお母さんねこがヘソの緒を切るときに引っ張りすぎたのでしょう。
おまけに、体中に石膏のような白い小さなつぶつぶがびっしり…!
こ・これ…!
「これ」の正体がわかると全身に鳥肌が立ちましたが、このままにはして置けません。可哀相だけどすぐに水道水で(お湯が出るところがなかったので)その白いつぶつぶを洗い流そうとしましたが、一部は皮膚に食い込んでくっついていてなかなか取れません。職員の方にお湯を沸かしていただいて、爪でつぶしながら洗い流し、お湯につけて身体を温める~を繰り返し、なんとか駆除しました。
※「これ」の正体は蛆の卵でした。