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マイクロチップ-総評-後半(3ページ目)

マイクロチップ特集の最終回では、ガイドが考えるメリット/デメリット、行政機関の今後の取り組み、マイクロチップのニュース、などをまとめていきます。その後半です。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

登録に関しての追加情報

AIPOでは、国内で販売されている以外の海外で入れてきたISO規格のマイクロチップが入った猫も登録するとが可能です。ライフチップを入れた猫も登録することができます。

ただし、登録用紙は3社のメーカーの製品についているため、それ以外のメーカーのチップの登録を行うためには、獣医師がAIPOから用紙を取り寄せてマイクロチップを読み取って、登録用紙に記入してもらう必要があります。

※ライフチップの大日本住友製薬が管理している登録センターはライフチップ挿入以外の登録はできません。これは、ライフチップ本体に登録料金が含まれているためです。

AIPOの猫の登録可能毛色は13種類で、一般的な猫の毛色に対応したものが分類してあります。
猫の種類コードは46種類あり、ポピュラーな猫腫はすべて網羅されています。

ライフチップの登録可能毛色は46ありますが、この中で猫の毛色として登録できそうなカラーは…?。
毛色コード表をいただきましたが、犬の毛色を元にして作られているので、自分の猫がこの中のどの色に当たるのか正直わからないです。
ライフチップの登録の場合、猫種の登録コードは一覧表に明記されていないので、知らない動物病院だと、単純に「猫」としか登録してもらえないでしょう。
ライフチップに問い合わせた結果、猫種を横に記載すれば、その猫種で登録してもらえることがわかりました。
また、名前もカタカナだけでなく漢字やローマ字でも対応してくれます。

どちらの登録団体も、一度登録した後、飼い主の情報の変更や猫の情報の変更~例えばオスから去勢猫になった~場合は、飼い主が行えます。

AIPOの登録資料によると
平成15年度の猫の登録数:1,112頭
平成16年度の猫の登録数:1,527頭
平成17年度の猫の登録数:1,968頭
※平成17年度までの累計:6,228頭
となっています。

出典:動物ID普及推進事業登録数の推移(AIPO)

マイクロチップが取り上げられている過去のニュース記事のご紹介→

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