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鳥インフルエンザの発症が日本で確認されてから、ほんの一部の人たちの間でですが、ペットとして飼ってた鶏や烏骨鶏を捨ててしまったり、殺してしまったり、と悲しい過剰反応が起きているようです。
ヒトが鳥インフルエンザに罹ると重篤になり、東南アジアでは死亡例も出ていますが、ヒトがこのウイルスで発病するには、発病している鳥とのよほどの濃厚接触がなければ発病は起こらないといわれています。流言飛語に惑わされて、安易にペットを疑うのではなく、その「ペットの健康をまず第一に考えて」の行動をお願いしたいと思います。 2月14日、タイの動物園でネコ科の希少動物であるウンピョウが鳥インフルエンザで死亡した、というニュースが入りました。 注)WHOは「ネコが鳥インフルエンザに感染しても、人間への影響はない」と発表しています。 |
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多くの方は、ウイルスや細菌は感染症を引き起こす元になるもの、ウイルスは細菌よりも小さい、といったことをご存じだと思います。
細菌は、あらゆるものの中(細菌の餌となるものや水分、温度などの条件さえ揃えば)で増殖しますが、ウイルスは生物の細胞の中でしか増えません。 ウイルスは他の生物に寄生して、その生物の細胞を利用するという、誠に効率の良い増殖方法を取ります。 |
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