「ネコの爪とぎは何のため?」
 
普段は爪を出さないよ。
狩猟動物であるネコにとって攻撃の武器となる爪のお手入れ…ネコの爪は何層にもなっているので、一番表面の角質化した爪をはがすために爪とぎをします。

そして爪を研ぐことで、ネコはそこに自分の臭いをつけます。そこは自分のなわばりだよ、という印をつけるのです。

ですから、みんな好き勝手に毎回違う場所で爪研ぎをしません。
それぞれの子に、お気に入りの爪研ぎ場所があります。

 
「爪とぎ-子猫の場合」
 

■まだ小さな子猫であれば-

最初に爪研ぎをして良い場所を教えましょう。
爪研ぎに適した素材は、絨毯、麻縄など、適度に爪が引っかかる素材です。ネコの爪研ぎ、として販売されているものでもかまいませんが、DIYのお店に行けば絨毯の切れ端などが100円程度で手に入ります。爪研ぎは消耗品ですから安くてネコが好んでくれればそれで充分です。
また、少々お値段のはった猫用グッズになりますが、キャットタワー等のアスレチックを兼ねた爪研ぎは、人間が見た目にも楽しく、ネコ用爪研ぎアイテムの選択肢のひとつとして有効でしょう。

多くのネコは体を伸ばして、高い場所で爪を研ぐのが好きです。
柱やケージの側面など爪研ぎをされても問題ない場所を決めて、そこに端切れの絨毯を張って、子ネコを立ち上がらせて爪を研ぐまねをさせます。
両手を持って、絨毯に当てて、片方の手の爪を出して「ツァイ・ツァイ」と爪を研ぐまねをさせるのです。
ほかの場所で爪を研ごうとしたら、すぐに決めた爪研ぎ場所に連れて行って爪研ぎのまねをさせてください。

1週間もそういうことを繰り返していると、子猫はその場所を覚えてくれるでしょう。
ほかのところで爪を研ぎはじめても怒らないでくださいね。「そこはダメよ」って少し大きな声で注意する程度で。鼻ピンをしたり、頭やお尻をたたいてもネコは覚えません。
それどころか、飼い主があわてて自分のところに近寄ってくる動作に不安を感じて情緒不安点な性格になってしまうことがありますので要注意です。
上から手を出すのもやめてください。
子猫にとっては、人間は非常に大きな生き物です。
それが覆い被さってくる恐怖と来たら!想像してみてください!

 
市販の爪研ぎ各種(一部)


絨毯

ボックスの中に絨毯

段ボール
 
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