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暑い夏を猫と快適に過ごす方法(2ページ目)

毛だらけで見るからに暑そうな猫を快適に過ごさせてやるにはどうしたらいいか、その方法をあれこれつづってみました。

執筆者:戸松 佐恵美

◆クールマット
ペットショップなどに行くと、ペット用のクールマットなる商品を販売しています。
冷蔵庫に入れて冷やすものや、中に水を入れておくものなどがあるようです。

時々、こういうのって買っても使ってくれないのではないですか?という質問を頂きます。
うちではまりあが病気で発熱した時にこれを購入してこの上で寝かせていましたが、これにはかなり効き目があった気がします。

しかしながら、夏暑いからといってこれに寝る子がいるかというと、それは今までに見た事がない、というのが正直な感想です。
もっとも、うちの場合は10匹いますので、全員分を用意するとなると部屋中クールマットだらけになってしまうので、かえって助かったのですが。

これはあくまで家の子たちの場合なので、個体によっては好きな子もいるかもしれません。お金に余裕がある方は一度試してみる価値はあると思います。
万一猫が使用しなかったら、人間の夏用の枕にしてもいいと思いますし。
◆車は要注意
親がパチンコ中に子供が車の中で死亡、などの記事を目にされる機会も多いと思いますので、わざわざ言う事でもないとは思いますが、直射日光の当たる車内はとてつもなく高温になります。
猫を車に残したまま「ちょっとだけ買い物」と思いがちですが、これは絶対にやめてください。
◆お風呂場と玄関
みなさんご自身がお風呂場と玄関は、家の中では比較的涼しいというのは体感されているのではないかと思いますが、できうれば、猫のためにお風呂場と玄関を開放してやれるといいと思います。
猫は冷たい床にお腹をつけて放熱しますので、ひんやりした床のある場所を好むからです。

ただし、お風呂場の場合は浴槽の水は必ず抜いてください。私の知り合いの方は、帰宅した時に浴槽に沈んでいる自分の愛猫を発見し、しばらく食事もできないほどに精神的にダメージを受けられ、今だに猫が飼えずにおられます。
玄関の場合には来客などがあった時に飛び出さないように注意をしましょう。
事故は「あるもの」として考え、確実に回避してやってください。
◆長毛種の場合はサマーカット

長毛の子の場合は、ちょっと可哀想な感じもしますが、毛を短く刈ってやるのも一案です。

見てお分かりの通り、別名「ライオンカット」とも呼ばれています。(写真の子はヒマラヤンです)

毛はまた伸びますので、思い切ってサマーカットしてしまうのも暑さ対策にはなろうかと思います。

うちの桃太郎とライス(半長毛)は抱っこが大好きで、夏でもおかまいなしに抱っこして来ます。
人間より体温が高く毛だらけの猫を抱いているのは容易ではなく、寝ている時にも容赦なく胸の上で寝られてしまうので、私は毎年あせもだらけです。それでも、お陰様で寝冷えになった事は一度もありません。
嬉しいような悲しいような・・・・。
みなさま、快適な夏をお過ごしください♪
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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