記事:前ガイド戸松 佐恵美 |
以前に、「猫アレルギー」という記事を書かせて頂きましたが、大きな反響を頂き、私の場合はこうだったというご意見やご感想を沢山頂戴しましたので、ご紹介させて頂きます。
みなさん、真剣に考えて真面目にメールして頂けて本当に嬉しいです。 沢山の方の体験談が掲載されています。是非参考にして乗り越えてください。 |
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◆加藤さん | |
こんにちわ。 楽しく拝見しています。 |
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◆岡原さん | |
いつも楽しく拝見させて頂いております(^.^) 今回のアレルギーの記事を読み、メールさせて頂きました。 私は40年来の超アレルギーです。 ハウスダストや花粉etc、それに勿論「猫」も アレルゲンです。 それも、その数値は尋常でなく、医者もビックリする位です。 で、当然私の人生の中には動物という言葉はなかったのですが、縁あって 猫と暮らすこととなり早6年目。 私のアレルギーはそれはそれは酷くなり、 昨年は喘息で死にそうになりました。 「アレルギーと動物との暮らし」は、私の 中でいつも課題です。 ある医者から「猫といるのは自殺行為、三味線にでも してしまいなさい」(あくまでも冗談めかしてですが)と、愛猫家が聞いたら 憤慨するような言葉を投げられた事もあります。 そのときは、なんじゃコイツ! と思いましたが、私は今もそのドクターとも交流があります。 まあ、人それぞれの立場があり、医者にすれば私の方が「なんじゃコイツ!」 なんだと思います。(冗談とはいえ、使う言葉は間違っていますが!) ついついそのような言葉が出てしまったと、今は理解できます。 医者も人間だな~、とちょっと微笑ましく思える程になりました(笑!) なぜなら、、、アレルギーを甘く見てはいけないからです。 アレルギーといっても実に様々で、重篤な喘息などは、本当に「死」と隣り合わせ なんです。 私はアトピー・喘息・鼻炎の三重苦ですが、友人が「鼻炎でつらーい」と 言ってるのを聞くと、ふっ、青いゼ、などと思ったりします(笑!!) アトピーで全身(顔も)ボロボロで、1年の半分近くは外へ出れません。 この時期は酷く、顔も真っ赤に腫上がり、ヤケドのケロイド状態、歩くと皮膚が パラパラと崩れ落ちます。 これに加えて喘息で呼吸困難、となれば、 やはり医者にすれば「猫は手放しなさい」と言うしかないでしょう。 なのに、なぜまだ猫と暮らしているか・・・それはもう、とまと様もご承知、 言わずもがな、です。 ちらっと書かれていましたが、「ストレス説」、私は絶対あると思っています。 今猫と離れる方がもっと酷くなるような気がする位、私にとっての精神安定剤。 このストレス説は私の方から医者に提言しています。(但し、成人性アレルギー に関して。子供と成人のアレルギーはちょっと一線を画するところあり) と、なるとあとはいかに共存していくか、、、しかないわけですよね。 とまと様の記事、大変素晴らしいです。 もし、もし加えて頂けるのなら、もう少し踏み込んで欲しいです。 私が過去配布した冊子には、布製のソファやファブリックは使わない、 床をフローリングにする、というのも書きました。それから(必要以上に)触れな い、一緒に寝ない。遊んだあとは手洗い・うがいをする。 多頭飼いは考えない(=猫を増やさない)。 症状の具合によっては、換毛期は別の部屋で過ごす位の心構えも必要です。 アレルギーの機関に所属していた頃、記事も書いていたため患者のデータも あったのですが、本当にひどい人は「私は猫のアレルギーだから猫が・・・云々」 ということはあまり表に出しません。表に出さないくらいシビアに受け止め、 「覚悟」のもと、過ごされています。 また、そういう人達はわかっていますが、 「猫」だけが単独アレルゲンではなく、ハウスダストや花粉等々、他のアレルゲンを 含んでいることもあり、よって、猫だけに焦点を絞るのでなく、全てを考慮し、 何より大切なのは対処療法をしながら、体質改善を含めた根治療法も 進めていく努力もして欲しい、ということです。 最後に、「思いつめない」こと。「思いつめる」ことが症状を重くする、というデー タも ある位です。 また、アレルギーは症状も発症程度も一人一人が違いますので、よく自分を 見つめる事が大切です。 |
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