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キャット・ロス(4ページ目)

生きとし生けるものとの生活で、決して避けて通れない「死」。猫にまつわる死についてのあれこれと、愛するものを失った時にどうしたらいいか。猫の死に責任を感じている方は是非読んで下さい。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

最後に・・・・
最近よく耳にする「ペット・ロス症候群」と言う言葉ですが、これは愛していたペットを失った事により虚無感で一杯になり、心神喪失状態になってしまう事を指す様です。
もちろん、愛している存在を失う訳ですから、一時深い悲しみに沈み込むのは当たり前の事なのですが、周りにいる「ペットに理解のない」人から「たかが猫じゃない」と言われる事によって「この悲しみを持つ事は異常なのだ」と悲しみ押し殺す事によって、悲しみが増幅してしまって悪化するのが、ペットロス症候群です。
愛するペットを失ったら、悲しいのは当然です。泣くのも当たり前です。
周りにそういう人がいたら、どうか温かく思い出話を聞いてあげてください。
少しずつ思い出に変わるまで、沢山泣いて、そして、やがて忘れてあげましょう。いつまでも「想って」いる事は猫さんにとっては「重い」のです。
死んでしまった事を嘆く事より、沢山思い出を作ってくれた猫さんと出会えた奇跡に感謝しましょう。
病気や事故で亡くしてしまうと、「この子は私の所に来て幸せだったんだろうか」と思ってしまう事があると思います。
その答えは「YES」です。
何故なら、そこまで考えてくれる飼い主の方と生涯を共に出来たのですから。
あなたが、その子と出会えて幸せだったのなら、その子も間違いなく幸せだった筈です。

猫は9回生まれ変わるという言い伝えがありますから、またどこかで逢えるかもしれません。
もし、今生で逢えなくても、きっと虹の橋であなたを待っていてくれています。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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