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キャット・ロス

生きとし生けるものとの生活で、決して避けて通れない「死」。猫にまつわる死についてのあれこれと、愛するものを失った時にどうしたらいいか。猫の死に責任を感じている方は是非読んで下さい。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

記事:前ガイド戸松 佐恵美


ここを見られているみなさんは、その大半が「猫を飼っている」もしくは「猫を飼った事がある」方でしょう。まだ飼って間もない方であれば、経験がない事かもしれませんし、まだまだ先の事で考えたくない・・・と思っているかもしれませんが、生きとし生けるものには必ず「死」が訪れます。
私自身は猫飼い歴はまだ6年と短いのですが、その間に二匹の猫と詠訣しております。

二匹共病気でした。グレーの猫みんとは腎不全で、そして黒猫長毛の仔猫まりあはFIP(猫伝染性腹膜炎)でした。

人間と同じ様に、その死因は様々です。病気、事故・・そして老衰。
猫の年齢は最初の一年で18歳になり、以降だいたい5歳ずつ加齢して行くと思っていれば、人間の年齢と比較できます。つまり、二歳であれば23歳、三歳なら28歳、四歳なら33歳・・という具合です。
七歳と言う年齢は人間で言えば、小学校に上がる歳で、まだまだこれから人生本番という年齢ですが、猫だと48歳、つまりシニアの足かけの年齢に達している事になります。
動物の顔にはシミや皺が出来ないので、ついつい若いと錯覚しがちですが、7歳を過ぎたら食べるものや環境などには充分気をつけてやりたいものです。10歳以上の猫さんがいるお宅なら、そろそろ老猫へのバリアフリーな環境を考えた方がいいとも言えるでしょう。
猫は敏捷な動物ですが、やはり歳をとってくると筋肉も衰え、そうなると必然的にジャンプ力もなくなり、思わぬ所から落ちたりする事があるので、危険な場所がないか今一度お家の中を点検して見て下さい。
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