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『プレイズタッチ』のルーティン その3(2ページ目)

プレイズタッチ、最後のルーティンです。一日のしめくくりに、愛犬と一緒に過ごせたことに感謝をしつつ、共にリラックスした時間を。体のバランス感覚を意識させるタッチも入っているので、シニア犬にもいいですよ。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

パッシブタッチ(時間の制限はなし)

手の平を置くだけで、動かさない
まず自分自身、目を閉じて3回深呼吸をし、リラックス。寒い日なら、手の平をこすり合わせて暖める。手の平を犬の肩や背中にそっと乗せ、体温を感じながら、犬の呼吸のリズムに自分の呼吸を合わせる(犬の呼吸が早い時には3回に1回合わせるなどして)。

気持ちのままに手を動かし、自分の呼吸を犬の呼吸に合わせる
手は動かしたい場所に移動する。自然と手が止まったところに問題があることもあり。しばらくしたら犬の呼吸を無視し、自分の呼吸に集中。何も考えず、無我の境地になるように。シンプルなタッチながら、日本古来の“手あて”が基になっており、副交感神経を優位に働かせる効果がある。

ストローク

手の平全体で、頭の後ろから腰のほうへ向けて
手の平全体で、ゆったり目に、頭の後ろから尻尾の先へと、背筋に沿って手を滑らせる。

腰から臀部を経て、尻尾の先へ
頭の後ろから、尻尾の先までを1回タッチ。

尻尾の先までタッチ
尻尾の先端までスッと撫でる感じで。

肩から前肢の先へ
次に、肩から前肢の先に向かって手を滑らせる。

手の平全体で包み込むように滑らせていく
足の先に触られることを嫌がる場合には、手の甲でそっと撫でてもOK。

足の先までをタッチ
片側が終わったら、もう片側も同じようにタッチする。

肩から後肢へ向かって
前肢が終わったら、肩から後肢の先へ向けて手を滑らせていく。

腰から後肢の先へ
腰から後肢の先へ向かって。

後肢の先までタッチ
指の先が地面に着くようなイメージで、足の先までをタッチ。

最後にもう一度背筋に沿って
最後にもう一度、頭の後ろから尻尾の先までをタッチする。犬の姿勢は、立っていても伏せていてもどちらでも構わない。寝ているようなら、無理に起こして反対側をタッチする必要もなし。


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