パッシブタッチ(時間の制限はなし)
まず自分自身、目を閉じて3回深呼吸をし、リラックス。寒い日なら、手の平をこすり合わせて暖める。手の平を犬の肩や背中にそっと乗せ、体温を感じながら、犬の呼吸のリズムに自分の呼吸を合わせる(犬の呼吸が早い時には3回に1回合わせるなどして)。
手は動かしたい場所に移動する。自然と手が止まったところに問題があることもあり。しばらくしたら犬の呼吸を無視し、自分の呼吸に集中。何も考えず、無我の境地になるように。シンプルなタッチながら、日本古来の“手あて”が基になっており、副交感神経を優位に働かせる効果がある。
ストローク
手の平全体で、ゆったり目に、頭の後ろから尻尾の先へと、背筋に沿って手を滑らせる。
頭の後ろから、尻尾の先までを1回タッチ。
尻尾の先端までスッと撫でる感じで。
次に、肩から前肢の先に向かって手を滑らせる。
足の先に触られることを嫌がる場合には、手の甲でそっと撫でてもOK。
片側が終わったら、もう片側も同じようにタッチする。
前肢が終わったら、肩から後肢の先へ向けて手を滑らせていく。
腰から後肢の先へ向かって。
指の先が地面に着くようなイメージで、足の先までをタッチ。
最後にもう一度、頭の後ろから尻尾の先までをタッチする。犬の姿勢は、立っていても伏せていてもどちらでも構わない。寝ているようなら、無理に起こして反対側をタッチする必要もなし。
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