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愛犬の健康と互いの絆に『プレイズタッチ』(5ページ目)

愛犬の健康、そして互いの関係。これは飼い主にとって最大の関心事。体にも心にも訴えかけるものがあれば日々の犬との生活に使えるのに……。そんなあなたにご紹介します。山田りこさん考案の『プレイズタッチ』。

大塚 良重

執筆者:大塚 良重

犬ガイド

6:尻尾の付け根とお尻のサークルタッチ(時計回り3回/反時計回り12回)

時計回りに3回
利き手を犬の尻尾の付け根に置き、もう片方の手は軽く犬の胸に添える。利き手の4本の指全体で、軽く時計回りに3回、小さな円を描く。




反時計回りに12回
その後、今度は反時計回りに12回、小さな円を描く。





7:体全体にジグザグタッチ(体片側につき往復2回)

後肢の先から腰に向かって
自分から見た時に「W」の字を描くようなつもりで、まず犬の後肢の先から少し斜めに腰に向かって、手の平全体を使い、掻き上げていく。この時、指は少し開き気味で、被毛を少し掻き分けるような感じで手をスライドさせていく。


腰からお腹へ
腰のあたりに来るに従い、指は少し閉じている感じに。





お腹から肩へ
次に、お腹の方へ向かって少し斜めに、被毛の層に沿うように手を滑らせていく。お腹に近づくにつれて指は少しずつ開くようにし、手が犬のお腹をカバーするような感じで。



 肩から前肢へ
続いて、同じ要領で、肩へ向かって手を掻き上げていく。常に力は入れ過ぎず、軽い手加減で行うこと。お腹をリフトアップすることで、消化器系の働きを促す作用がある。最後は、肩から前肢の先にかけて手を滑らせる。


前肢の先端までタッチ
今後は逆方向に向かって同じように手を滑らせていき、これを2往復行う。反対側にも同様のタッチをすることがベストだが、犬が寝ている場合には無理に行う必要はない。このタッチにより、循環機能を刺激し、体全体に意識を与えてあげることができる。

8:全身のストローク

一番最初の「全身のストローク」をもう一度
大好き!」のルーティンの締めくくりとして、全身のストロークを最後にもう一度。“これでタッチが終了”という合図にもなる。気持ちとしては、ここまで行ったタッチを全て統合するようなつもりで。



この「大好き!」のルーティンで最も大事なことは、愛犬に対する“大好きだよ”という気持ちを込めながら行うということ。例え僅かな時間であっても、こうして触れ合うことで互いの気持ちも通じ、意識に変化も出てくるはず。

どうですか? これなら毎日簡単にできそうですよね。愛犬の健康のために、そしてお互いの信頼関係を築くために、皆さんも是非生活に取り入れてみてくださいね!

Part2・3の記事では、別のルーティンをご紹介します!

『プレイズタッチ』のルーティン その2(おはよう)

『プレイズタッチ』のルーティン その3(おやすみ)


関連ホームページ:
PRAISE TOUCH(『プレイズタッチ・パートナーズ』公式ウェッブサイト)
RICO’S CANINE MASSAGE SCHOOL(山田さんが主宰するスクールのサイト)
RICOSホームページ(山田さんの活動に共感された企業がRICOSブランドを展開)

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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