4:耳のストローク(大きさにより、耳全体を網羅する回数)

親指で頭の中心から耳の先端へ向かってストローク
3のサークルタッチの後、そのまま両手の4本の指は耳の下に、親指は犬の頭の中心に置いて、耳の先端まで、親指を使い、耳全体をストロークしていく。この場合、両耳でも片耳でもどちらでもOK。


先端でキュッと少し圧をかける
耳の先端にきたら、親指でキュッと少し圧をかける。立ち耳の子の場合は下から上へ。大きな耳の子は、片手で耳を地面と水平に持ち、もう片方の手の指何本かでストロークを行う。


5:首から尻尾の付け根までのエフルラージュ

背筋に沿って手を交互に滑らせていく
手の平全体を使い、交互に交差、回転させながら、首から尻尾の付け根まで背筋に沿って手を滑らせていく。




片時も手が犬の体から離れることのないように
手の平は片時も犬の体から離れることのないようにするのがポイント。一定の力加減で流れるようなリズムで行い、決して早いスピードにならないように。



片手が少し移動したら、もう片方はすぐに動き出すように
エフルラージュとは、リンパ節に流し込むといったマッサージのテクニック。愛犬のリンパ節に気持ちを流し込むようなイメージで。




両手が常に犬の体の上で回転している感じ
このエフルラージュは、神経の束がある背筋周辺に施すことによって、副交感神経を優位に引き出し、自律神経のバランスをとることに作用する。



流れるようなリズムで行うこと
自律神経である交感神経と副交感神経。例えば、ストレスを受けた時に優位に働くのは前者で、それを沈める役目を果たすのが後者。両者が拮抗的に働くには、やはりそのバランスも大事。


早すぎない中庸のスピード、そして手の平全体で
首から尻尾の付け根までエフルラージュを行うことで、体液の流れがよくなる。また、4の耳のタッチから、これから行う後半身のタッチへのトランジッションにもなるもの。

さぁ、次のページで、締めくくりのタッチに近づきます。