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結婚の決め手が離婚理由ってどういうこと?(2ページ目)

「結婚したらパートナーが変わってしまった」という話はよく聞きますが、果たして本当にそうでしょうか? 「自分のパートナーを見る目が変わった」ということはないですか?

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

性格の不一致は離婚調停申し立て理由第一位!

悩み
こんな優柔不断男とこの先やっていけるのかな……
結婚前、長所だと思っていたことが、結婚後短所だと思えてしまい、性格の不一致だと判断し、夫婦関係を解消してしまおうとする人たちが少なからずいます。家庭裁判所の離婚調停申し立ての理由第一位は、夫からの申し立て・妻からの申し立て、ともに「性格の不一致」なのです。

愛し合って結婚したということは、その時点では「性格の不一致」ということが問題になっていたわけではなかったでしょう。それなのに、一緒に暮らしていく中で「パートナーを見る目」が変わってしまったことを、「性格の不一致」だと問題提起し離婚をするというのは、ちょっと違うのではないかと思います。

気づいて、受け入れて離婚を回避する!

これで離婚をしたら、例えその先結婚をしても、また「性格の不一致」問題で離婚をしなければならなくなってしまうことも考えられます。

ですから、結婚してパートナーが変わってしまったのではなく、自分自身のパートナーを見る目が変わったのだということを認識することが大事です。さらに、そのこと自体「そういうものなのだ」と、ありのままのパートナーとありのままの自分の気持ちを受け入れることができるとよいのです。

もちろん、中にはとても結婚生活を維持するのは不可能だというほどの「性格の不一致」問題もあるでしょう。しかし、離婚を考えてもまだ迷う余地がある人なら、結婚するとパートナーを見る目が変わるものなのだということに気づき、受け入れることで、離婚を回避することができるケースもあるのではないかと思います!

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