夫婦喧嘩で、もはや話し合いにもならない……暗黙の禁句ワードとは
喧嘩じゃ問題は解決どころか…こじれるばかり
「夫婦喧嘩は犬も食わない」といいますが、そもそも夫婦の間の喧嘩とは、話し合いから意見の食い違いが起こり、そこに感情がプラスされた状態。
夫婦は愛情関係を前提とし、共に協力し合い生活を成り立たせていく密接な関係にあるからこそ、意見の食い違いが生じたら、お互いに納得のいく1つのカタチに収束していかなければならないわけです。
ですから、必要なのは「喧嘩」じゃなくて、「話し合い」。
ところが…、話し合いによる解決がスムーズにいかないと、お互いにだんだんイライラモードに入っていきますので、やがてその不快な感情が爆発して、「喧嘩」へと発展してしまうのです。
とはいえ、「夫婦喧嘩は犬も食わない」といっていられるのは、「これだけは言ってはいけないよ」という夫婦喧嘩のルールをわきまえて、最終的な仲直り、和解があらかじめ予想できている場合です。
このルールを無視して、激しく罵りあい、徹底的にやりあってしまうと…しこりを残してしまったり、もう後がなくなってしまったり、もするのです。
では、妻が夫に言ってはいけないセリフって、一体どんなものでしょう?
喧嘩中でも妻が夫に言ってはいけない禁句のセリフとは
「おまえの口からそんな言葉が出るとは…思わなかったよ」
■これだけは許せない! 妻が夫に言ってはいけないセリフ
- 「甲斐性なし! 」「大した稼ぎもないくせに! 」「悔しかったら出世してみな! 」
仕事や収入に関することは禁句も禁句。夫のプライドをズタズタにしてしまいます。
- 「ハゲ」「チ○」「デブ」
肉体的なことは本人が一番気にしていたり悩んでいたりすることです。そこをつついてどうする?
- 「男らしくないわね! 」「それでも男? 」
男は常に「男らしさ」というものを自分の中に追求して生きています。男らしさを否定されるということは、存在価値すらない、と言われたも同然なのです。
- 「離婚よ! 」「なんで、あんたなんかと結婚しちゃったんだろう? 」
本気で離婚話をするとき以外には決して言ってはいけないセリフです。愛情の欠落を感じさせる言葉はNGです。
- 「死んじゃえ! 」「生きてる資格ないわ」
生死に関わる言葉も当然ダメです。
売り言葉に買い言葉、頭にカァーッと血が上り、憎しみの感情で、はらわたが煮えくり返っている…。そんなとき、口をついて出た言葉が、相手を深く傷つけてしまったり、「もう許せない! 」と思わせてしまうこともあるのです。
夫婦喧嘩のルールを決めると禁句ワードで口をすべらせない!?
「夫婦だからね…こんな日もあるさ」
このように妻の言葉の暴力が、夫の暴力を誘発してしまうこともあるのです。
■夫婦喧嘩のルール(約束しちゃいましょう! )
- 禁句だけは言わない
- その日のうちに仲直り
- わだかまりを残さない
「夫婦喧嘩は犬も食わない…って、ほんとだよね! さっきはごめんネ…」
「こっちこそ悪かったよ。ごめん」
本当はつまらない喧嘩なのに、何気無しに言ってしまった言葉に相手は傷つき、根深いものとなって、心の奥底に沈んだままになってしまうことがあります。つい興奮してしまいがち、という妻の方、くれぐれも禁句だけは口をすべらせないようご注意を!
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