3、自然環境大学から海や山は近いか

前ページとやや矛盾するかもしれないが、北海道大学に入学した学生は、まったくスキーができなかったが、4年後1級の腕前になって卒業した。大学からたった車で30分でスキー場があるからだ。

琉球大に合格した学生は、ダイビングの資格をとり海に潜った。世界で5本の指に入る透明度と、生物の豊かな沖縄の海を堪能した。青白かった秀才肌の彼は、4年後海の男に育っていた。

長野大に行った学生は毎日、日本アルプスを眺めて大学に通った。休日には登山をし、地元の名人から蕎麦打ちを習い、自らも蕎麦打ちの達人になった。

東北大に合格したセレブなお嬢様だったある生徒は、自転車部に入り、全国を縦断した。ある日、南アメリカから絵葉書を書いてよこした。自転車で縦断しているというのだ。

なんて素晴らしいことなんだろうと思う。大学に入って、人生の幅が広がり、さらには一生続けられる趣味を持った。「三日会わずば刮目して見よ」とはよく言ったものだ。

大学合格だけが人生の目標ではない。より豊かな人生を送るためにも、大学生活は大きな転機となるはずだ。上記の点からも自分の通う大学をじっくり吟味してほしい。

オープンキャンパスに行くだけでは、あまりよくわからないもの。実際に大学の周辺を歩いてみたり、先輩の案内で実際の授業に出てみるのもいい。本当に自分を成長させてくれる大学との出会いがあることを祈っている。



<関連記事>
恥ずかしくて聞けない大学受験の基礎知識
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。