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参考書・問題集、失敗しない3つの選び方(3ページ目)

新学期前になると、どうしてもなぜか衝動的に購入してしまいたくなる参考書。本屋の参考書コーナーへ行ってもその膨大な量に呆然……。そんなことにならないよう3つのポイントをお教えします。

吉田 敦彦

執筆者:吉田 敦彦

学習・受験ガイド

3.参考書・問題集、選ぶ際の判断基準

古くから売れている名著と呼ばれる参考書・問題集があります。しかし、実際は現在の傾向に合わないので、時代遅れになっている場合があります。奥付(ページ最後尾部分)を見て、初版があまりにも古い時期に発売されているものは避けたほうがよいでしょう。特に数学・理科の分野では新課程の導入などで変化が大きく、それに用語だけを変えて対応している場合が多いからです。

改定をしているといっても、ちょっとした改定でも「改定」と示している場合が多く、あまり信頼ものが多くあったりします。身近な信頼のおける教師に相談して解決するのが一番でしょう。

たとえば、英語の単語集で生徒がよく使っている「ターゲット」シリーズは初版の年度が古く、現在の英文に出ている単語よりもっと難解な単語を多く掲載しているなど、実状に合っていないと考えられます。

何はともあれ、まずは購入する前にしっかりとした年間の計画を立てて、先生に相談して決めるのが一番。衝動買いはお金を無駄にしないためにも、やめたほうがいいです、絶対に。



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