大宮八幡宮は
東京のヘソだって知ってました?
大宮八幡宮の七夕は、笹飾りも巨大です |
平安時代末期、奥州(東北地方)に乱が起き、この乱を鎮めよとの勅命をうけた鎮守府将軍・源頼義公の軍がこの大宮の地にさしかかると、大空には白雲が八条にたなびいて、まるで源氏の白旗がひるがえるような光景となりました。源頼義公は、乱を鎮めた暁には必ずこの地に神社を構えることを誓って、武運を祈り出陣されました。その結果、見事にこの乱を平定され、京都の石清水八幡宮より御分霊をいただいて、ここに神社を建てました。
というわけで、こちらは鶴岡八幡宮と同じような源氏ゆかりの神社で、東京の神社でも希に見る歴史的な価値が高いところです。また、この神社は、自ら「東京のヘソ」と名乗っておいでです。東京のヘソと名乗る場所はほかにもいろいろとあるみたいですが、こちらがヘソである根拠は、「東京の人口の重心がここにある」というようなことです。んんん?何だかよくわからないけれど、ともかくここがヘソと思えば、ありがたみも倍増、かな?
避暑地に来たような
雰囲気のあるところです
うっそうと茂る鎮守の森が、東京離れした雰囲気です |
善福寺川の向こうは和田堀公園という池のある公園になっており、こちらも、木々が茂って、避暑地のような雰囲気です。朝夕には、ウォーキングの途中でひとやすみする人も多く、地元民たちの憩いの場となっています。
大宮八幡宮周辺は渓谷のような風景 |
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大宮八幡宮から、川べりの道を歩いて行けます。
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次のページは7月15日まで続く、大宮八幡宮の珍しい七夕のお話です。