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有元葉子さん推薦の鉄製フライパンに挑戦!(2ページ目)

鉄のフライパンは焦がしたりサビつかせたりと扱いが難しそう。でもフッ素加工のものには出せないカリッとした食感のためにはぜひ使いこなしたいもの。うまく使うためのコツとおすすめフライパンをご紹介します。

執筆者:吉森 福子

実演!ハンバーグを焼いてみると…?

直径26cmは4人家族にちょうどよいサイズ。
この鉄のフライパンがあってよかったな、と思うのはハンバーグステーキを焼くとき。直径26cmの片手フライパンで家族4人分のハンバーグが一度に焼けるので、重宝しています。

この「鉄エンボスフライパン」は「柄が短くてオーブンに入れられる」というのが長所なのですが、我が家のコンパクトオーブンではちょっと無理なのが残念。サイズさえ合えば、フライパンで焼き付けた後はオーブンで仕上げたいところです。

オーブンに入れられない我が家の場合、別メーカーで購入した同サイズのフタでぴったりフタをして、火を通します。これでも充分、美味しそうな焦げ目のついた、ふっくらしたハンバーグが焼けます。

我が家ではハンバーグの他、千切りじゃがいもを焼くハッシュドポテトもこのフライパンの定番メニュー。こちらもカリッとした焦げ目がうまくつきます。

短い柄が特長

柄の短さはこのくらい。高温になったら鍋つかみで使います。
有元葉子さんの著書『[私のフライパン]料理』にも書かれていますが、このフライパンは先述の「柄がが短いこと」が大きな特長です。短い柄は「オーブンに入れられる」ことのほか、収納の際にも便利。柄が飛び出ることがなく、場所を取りません。

注意点は、柄の部分が熱を伝えるアルミダイカスト製(※)なため、火にかけていると柄が熱くなること。鍋つかみなどを使用すれば大丈夫ですが、こうしたタイプのものを使い慣れていない方は、柄を振って使うような炒めものには使いにくいかもしれません。

また、「短い柄」以外にも「エンボス加工でこびりつきにくい」「少し深めで炒めものや揚げ物もできる」といった部分も、有元さんのこだわりだそうです。
※溶解したアルミを金型に流し込んで高温で成型したもの

ガイドはこう使っています

我が家の3つのフライパン。用途に合わせて使い分けています。
我が家のフライパンの類は、この「鉄エンボスフライパン」、フッ素加工の炒め鍋、小さめのスキレットの3点です。フッ素加工のものは「時間のないときに残り野菜に火を通す」といった場合、スキレットのほうはホットケーキや卵料理などに使っています。

ではこの「鉄エンボスフライパン」は?というと、「多めの油でかりっと焼き上げたいとき」です。ハンバーグやハッシュドポテトの他、焦げ目のついた焼き野菜やギョーザなど。このカリッとした食感や美味しそうな焦げ目は、やはり鉄ならではだと実感します。

あわてて使うと熱し方が足りなくて焦がしたりしますが、うっかり焦がしたときも心配無用。鉄製なので傷がつくことを心配する必要がなく、ガシガシと洗えます。ガイドも何度か焦がしてあわてましたが、コゲを落として火にかけて乾かせば、また新たな気分で使えます。

鉄のフライパンにしては軽いこと、比較的お手頃な価格であることも、おすすめの理由。鉄のフライパンに初挑戦・再挑戦するにはちょうどよい商品ではないでしょうか。

■商品データ
片手フライパンは直径18~30cm、両手フライパンは直径24~36cmのサイズ展開です。

・商品名:双葉工業株式会社/鉄エンボスフライパン 片手フライパン 直径26cm
・価格:3150円(税込み)
・詳しい商品説明はこちら:双葉工業株式会社

【参考文献】
有元葉子『[私のフライパン]料理』文化出版局

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