専門用語ばかりで説明不十分

お葬式はしきたりや手順など、わからないことがたくさんあります。スタッフは依頼主の意見、希望を理解しながら適切なアドバイスをして欲しいものです。
お葬式はしきたりや手順など、わからないことがたくさんあります。スタッフは依頼主の意見、希望を理解しながら適切なアドバイスをして欲しいものです。
葬儀は非日常であるため、普段使用しない言葉がいくつかあります。たとえば「納棺」。漢字で書くとわかりやすいですが、口頭の説明だけで「ごのうかんの際には、○○をしてください」と言われても、一瞬「はて?」と考えてしまうこともあるでしょう。そんな不慣れな遺族を見て、中には傲慢な態度をとったり批判めいた態度で仕切るスタッフがいるのは悲しいことですね。

遺族はただでさえ混乱している状況です。できるだけわかりやすい言葉で、説明してほしいものです。


営業慣れしたわざとらしい司会者

「やたら泣かせようとしている司会に鳥肌がたった」「司会者のセンスのないナレーションに場がしらけた」と、わざとらしい司会の演出は場を盛り下げるだけです。ならばできるだけシンプルに……と、必要最低限の案内しかマイクを通して言わない司会者も多いのですが、それはそれで味気ない葬儀になってしまいます。

感動した葬儀についての体験を聞くと、一番多いのは「弔辞」「お別れの言葉」など、故人を偲んで語られる言葉に心を打たれたというアンケート結果(※)が出ています。自己満足の司会は不要、故人を慕う人たちが自分の言葉で語ることができるよう、それを引き出す力のあるプロの司会者が求められているのかもしれません。

※日本消費者協会「第7回葬儀についてのアンケート調査」より

担当者がコロコロ変わる

特に中規模~大手葬儀社にありがちなのが担当者がコロコロ変わること。事前に相談をしたスタッフと、実際に葬儀施行を担当したスタッフが違うという不満はかなり多いのですが、それだけでなく、ひどい場合は病院へお迎えにきたスタッフ、打ち合わせをしたスタッフ、式を担当したスタッフ、集金スタッフ……すべて違うスタッフが行ったというケースも。業務の分業化は葬儀社にとってメリットがあっても、遺族にとってはストレスになるだけです。

そうなると「スタッフはそれぞれ親身になって対応してくれるが、どうせまた変わってしまうんだろうと思うと、こちらもあまり突っ込んだ話をする気にならない。」と遺族の信用は急降下。葬儀社を選ぶときは、担当者ができるだけ変わらずに対応してくれることも重要なポイントとなります。
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