これだけは押さえておきたい!位牌選びの注意事項
繰出位牌。仏壇の中が混みあってきたら、いくつかの位牌を繰出位牌としてまとめることができます。中には戒名を書く板が数枚入っています |
大きさは仏壇とのバランスが大切です。あまり大きすぎると他の位牌が入らなくなったり、ご本尊が隠れてしまうことがあります。また、すでに古い位牌(ご先祖)がある場合は、同じかひとまわり小さい位牌を選びましょう。
2.位牌の文字
文字書き、彫りを注文するときは、戒名、俗名、享年など間違えないように。特に旧字体が入る場合は注意が必要です。本位牌には、白木位牌に入っていた文字「新帰元」「新円寂」は入れませんが、梵字は入れることが多いようです。
3.別途料金の確認
文字書き、文字彫り代が含まれているか、別途請求になるかあらかじめ確認しておくこと。
4.粗悪品位牌に注意!
「激安」「格安」と表示してある位牌の中には粗悪品が数多く出回っています。黒檀と明記してありながら木目が印刷されたものを貼っただけの位牌もあります。
「いろいろ種類があってどれがいいのかわからない」というご質問がありますが、形は見た目で選んでかまいません。金が多く入っているタイプが好きな人もいれば、角ばった形が好きな人もいます。また、ご先祖と同じようなタイプを選ぶ人もいれば、まったく違うタイプにする人もいます。故人の象徴となる位牌ですから、愛着を持つことができそうなタイプのものがあったらそれが一番いい位牌なのです。