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業者の言いなりにならない!位牌選び(2ページ目)

四十九日法要の際には仏壇に納める本位牌の準備が必要になります。そもそも位牌にはどんな意味があるのでしょうか。また、位牌選びのノウハウとポイントもお話します。

吉川 美津子

執筆者:吉川 美津子

葬儀・葬式・お墓ガイド

ピンからキリまで。値段による位牌の違いとは

位牌のカタログを見てみると、同じ大きさでも1万円以内のものもあれば10万円以上もする位牌があります。その差は木の材質やデザイン、漆の違いにあります。

※☆→☆☆☆ 
安→高

1.合成漆を使用した位牌(☆)
合成漆を使用した位牌。見た目は本漆と区別がつきません
合成漆を使用した位牌。見た目は本漆と区別がつきません。
カシューナッツの実から抽出された液が主原料の合成漆を使用。本漆と同じような光沢を持っている。塗り、研ぎ、磨きの工程を簡略化することによってリーズナブルな価格を実現。ポイントに金箔や金粉を使用している。パッとみた感じだけでは、本漆と区別がつきません。3.5寸サイズで1万円前後。


2.黒檀や紫檀などの唐木位牌(☆☆)
紫檀製の位牌。ズッシリとした重厚感があります
紫檀製の位牌。ズッシリとした重厚感があります
黒檀(こくたん)や紫檀(したん)は仏壇によく使用されている木で、重くて硬いのが特徴。半永久的な耐久力があります。熱帯及び亜熱帯地方の限られた一部の地域から産出される銘木。木目を生かした位牌なので、金が入っていないものが多い。材質そのものの比重が重く、手にとるとズッシリとした重厚感があります。
3.5寸サイズで2~5万円。


3.本漆を使用した位牌(☆☆~☆☆☆)
本漆の位牌。芸術品のような美しい光沢。伝統工芸の技術の粋を極めています
本漆の位牌。芸術品のような美しい光沢。伝統工芸の技術の粋を極めています
本漆を使用し、塗り、研ぎ、磨きを何工程も行う。1つの位牌をつくるのに1ヶ月以上の手間をかける場合もあり、工程数が多く漆を多く使っているものほど高価。鏡のような光沢を放つ鏡面仕上げの位牌は美しさ抜群。ポイントに金箔や金粉を使用しています。
3.5寸サイズで4~10万円。


4.モダンで現代的な位牌(☆☆~☆☆☆)
現代的な美しいデザインが特徴【商品名】モンブラン(八木研)4寸29400円
【商品名】モンブラン4寸29400円(Yagiken)斬新な美しいデザインが特徴
家具調仏壇にあうモダンな形の位牌ですが、昔ながらの仏壇の中に納めることもできます。デザインや色が豊富にあります。「仏壇のあるリビング」をキャッチコピーに、現代仏壇を販売している八木研では、伝統とモダンが融合した位牌を提案しています。


位牌を作るときに「文字は彫りますか?書きますか?」と聞かれることがあると思います。その際は、漆を使った位牌(特に本位牌)の場合は光沢感そのものに高級感がありますので、彫らずに書いたほうがいいでしょう。唐木位牌の場合は逆に彫ったほうが立体的に見え木目の美しさが強調されます。


次ページでは位牌選びをする際の注意事項について説明します。
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