プーケット/プーケットの観光・アクティビティ

プーケットマラソン(3ページ目)

6月17日にビーチリゾートとして有名なプーケットで開催されたマラソン大会にガイドも参加してきました!プーケットならではの大会の魅力をお伝えします。

執筆者:清水 千佳

まさか自分が10キロ走ることになろうとは……

今回のマラソンに一緒に参加したメンバーと小象と一緒に前夜祭に参加
ガイド自身、去年第1回目の大会を取材した際、参加者のすがすがしい様子を見て「来年は参加しよう!」とひそかに心に決めてはおりました。……とはいえ、走ることが大の苦手なガイドは、5キロのウォーキングコースにに参加しようと思っていました。しかし、周りからの説得もあり、参加するからには走らなければと考え直し、10キロのファンランに参加することになった訳です。

けれど、実はここで大きな問題がひとつりました。というのも、実はガイドはジョギングが大の苦手な上、今まで2キロ以上走った経験がなかったのです……。そんな状況だったにも関わらず、10キロのファンランに参加するなんて無謀すぎるのではと大会開催が近づくにつれ、日に日に不安ばかりが募っていきました。

 

完走できたのは、タイの自然とタイ人のおかげ?!

順位は関係ない?! 全員がメダリスト!
遅くても良いので、完走を目指そうと、大会2週間前から近所の公園を走りはじめたのですが……、やはり2キロ以上は走れませんでした。こんな状態で完走なんてできるのだろうかと不安はさらに募り、大会当日を迎えました。

大会当日、小雨が降る中でのスタート……。やはり2キロ地点を通過したところで、かなり息があがってきました。しかし、プーケットの海や山々の緑も美しい自然と、走りながら楽しそうに話しかけてくるタイ人参加者たちの言葉に背中をおされ、あと1キロ、もう1キロと走り続けることができました。

海外からの参加者も大勢いたのですが、なかでもタイ人ランナーたちは、走っている最中に知らない人にも、気軽に本当に良く話しかけてくるのです。改めてタイ人のフレンドリーな一面を走りながら感じることができました。

最終的には歩かずに5キロを走ることができ、2キロの自己記録を突破! そのあとの3キロは海を眺めながらウォーキングを楽しみました。そして最後の2キロ地点に差し掛かったところで、後ろから来たタイ人男性ランナーが「あとちょっとだから、走ろうよ!」と微笑みながら話しかけてきました。その言葉に励まされ残っている体力を振りしぼり再び走りはじめ、どうにか走っている状態でゴールを迎えることができました。

 

緑に囲まれたマラソンコースは、マイナスイオンが豊富で呼吸をしているだけでも心地が良い
今までマラソンが大の苦手だったガイドがどうにか完走できたのは、プーケットの自然とタイの人たちの笑顔と励ましの言葉のおかげとしか言いようがありません。結果は39歳以下女性出場者412人中358位と決して良いものではありませんでしたが、結果より、一人の力ではどうにもならないことでも、まわりからパワーを与えられ自分の2キロという壁をひとつ越えられたことがとにかく嬉しかったです。タイの自然と走りながら、ガイドを励ましてくれたタイ人ランナーたちに感謝! タイがまた好きになりました。


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