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地鶏と旬の魚で大満足 新鮮具味・誠(2ページ目)

中央区高砂にある「新鮮具味 誠」は、薩摩地鶏と旬の新鮮な魚を堪能できる居酒屋。地元FM局の人気DJが監修した最新のグルメ本にも載ったという、ちょっとした隠れ家的なお店を今回はご案内。

執筆者:松尾 圭





まだまだあるぞ、誠 おススメメニューの数々

地鶏スープ入りの山芋だし焼(\600)。ふっくらと焼きあがった絶品の一品。
地鶏料理以外にも、新鮮具味 誠には魅力なメニューが豊富。まずご紹介したいのが、山芋だし焼(\600)。よく山芋鉄板焼きは見かけますが、ここ誠の山芋鉄板焼きは一工夫されているメニュー。その一工夫とは、地鶏のスープを入れてふんわりと焼き上げ、地鶏から抽出した旨み+甘みがほんのりと味わえる優しい美味しさ。ふり掛けられた鰹節との相性もピッタリのおススメメニューです。


白の子天ぷら


山芋だし焼以外にも、おススメのメニューは数知れず。次にご紹介するのは、お酒との相性がピッタリで呑む量がついつい増えてしまいそうな料理。まずは福岡と云ったらゴボウの唐揚げ(\600)。福岡はゴボウの単品メニューが多い土地柄。ゴボウ天うどんなど他の地域ではごく普通に見ることができないメニューが存在しています。福岡市内の多くのお店でゴボウ関係のメニューに遭遇できると思いますので、見かけた際は是非ご賞味ください。ここ誠のゴボウの唐揚げは、ゴボウ自体に下ごしらえがされていて柔らかく、筋っぽくなくゴボウ本来の土の香りが存分に味わえる一品。

そしてもう一皿。このメニューは材料が入荷した時にしか味わえない一品。そしてあっという間に売り切れる超人気のメニュー、白子の天ぷら(\800)。ふんわりとした口当たりに濃厚な白子の旨みが凝縮した一皿となっています。白子の味を壊すことなく揚げてあるこのメニュー、大将の材料を選ぶ確かな目と、材料の旨みを最大限に活かし、そして更に美味しさを付け加える確かな腕が融合した納得の一皿。


土曜限定メニュー、キハダマグロの刺身(\400)。冷凍していないため、マグロ本来の旨みが凝縮。
毎日仕入れている魚は、新鮮さと旬を大事にしているとか。


新鮮具味 誠では地鶏メニューと同じ位に力を入れているのが魚メニュー。毎日、旬の魚を仕入れ提供しています。週末の土曜日にしか出てこない幻の一品が今回写真でご紹介している、まぐろ刺し(\400)。宮崎で陸揚げされた天然キハダマグロを使った刺身で、一切冷凍されたものは使用せず、生にこだわったとてもお得なメニューです。口にすると決め細やかな口当たりと、マグロの旨みがしつこくなく、それでいて存在感を充分に表現している、これは頼むべしと思わせるメニュー。とっても満足でした。

それともう一皿ご紹介。鯛のカルパッチョ(\1100)は、是非おススメの一品です。薄く切られた鯛の刺身に特製のソースが掛けられ、鯛そのものの味+ソース+野菜の味のハーモニーが楽しめる一皿で、見かけの美しさは勿論、気持ちには嬉しいそんな料理です。


大将一押しのもち入りピザ(\1000)。
最後に大将の古川さんが、今最も食べてもらいたい新メニュー、地鶏もちもちピザ(\1000)をご紹介。他のピザとちょっと変わっているのがモチが入っていること。地鶏や様々な野菜の中にモチが入り、とても具沢山なピザ。カリカリに焼かれた生地に、モチの歯ごたえがなんとも云えない食感を出しています。チーズとも違った口当たりはピザでは新しい味ではないでしょうか。結構、ボリュームがあるので、自分の腹具合と相談してオーダーしてください。

そしてここ新鮮具味 誠のメニューを見るときの注意点を1つ。カウンターの上に書かれているおススメメニューは当然ですが、大将がおススメのメニューはメニューリストの付箋が貼られているもの。しっかりとメニューをチェックして、誠ワールドをお楽しみあれ。
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