新玉川温泉と
南玉川温泉は、秘湯と呼ぶには美し過ぎる新名湯です。新玉川温泉は「奇跡の名湯」として知られる玉川温泉からの引湯で、経営も同じ。南玉川温泉は湖畔の高級な一軒宿。お湯が抜群の新名湯の魅力を紹介します。
新玉川温泉は「奇跡の名湯」から引湯!南玉川温泉湯宿はなやの森は、みかん色の新名湯!…2page新玉川温泉は「奇跡の名湯」から引湯!
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新玉川温泉は、本家玉川温泉にも無い、熱交換でぬるめに温度調節された源泉100%の湯が、大きな主浴槽に掛け流し。引き湯によって鉄分が出てきたのか、緑かかった湯の色が特徴。 |
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新玉川温泉の大浴場は、巨大で荘厳な雰囲気。極上の名湯を堪能する浴室として、風情の面でも申し分ない。 |
新玉川温泉は、玉川温泉からの引き湯です。玉川温泉とは日本一の酸性泉ともいわれる、珍しい塩酸を主成分とする強酸性の名湯です。しかし、ここではむしろ、岩盤浴が有名。最近、都会のスーパー銭湯でも岩盤浴が流行していますが、その元祖がここなのです。元祖ですから、その人気も絶大で、玉川温泉は予約困難な宿として知られています。
あまりに予約困難なためか、付近に新しく作られたのが、この新玉川温泉。人気の岩盤浴にも徒歩約10分の好立地。もちろん、強酸性の玉川温泉の名湯も引かれており、引き湯のせいで鉄分が顕在化した緑がかった色をしています。本家の玉川温泉では、ぬるい湯は加水された50%希釈の湯になります。しかし、ここでは熱交換により源泉100%でもぬるめの温度になっており理想的。深い湯船や露天も完備しており、泊まって堪能しても飽きることがないバラエティーに富んだ浴室構成に、温泉好きも大満足です。
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新玉川温泉の宿泊棟の一つ。秘湯らしく過剰な装飾はないが、機能的な美しさを感じさせる。 |
新玉川温泉も玉川温泉も、経営は湯瀬温泉の湯瀬ホテルの経営で接客も非常に丁寧。日帰り入浴でも丁重に扱って頂けるので、こちらが恐縮してしまう程。館内も秘湯らしく、鉄骨の柱を隠しもしない実質重視の造りですが、むしろ機能的で快適な滞在が容易に想像出来ました。お湯自体の激しさは、本家の玉川温泉が上ですが、総合的には玉川温泉以上にお勧め出来る宿です。
■交通アクセス情報- 新玉川温泉
- 住所 秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
- 電話 0187-58-3100
- 日帰り入浴 8:00~17:00 600円
- 花巻空港から車で約2時間10分
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