【目的地2 ~ 名古屋城 】

家康が築いた天下平定のシンボル
総床面積日本一のスケールは圧巻

説明
「尾張名古屋は城でもつ」とうたわれる名古屋城

武将観光の本丸とも言うべきが名古屋城。江戸幕府を開いた徳川家康が、天下平定の象徴として築き上げた戦国~江戸時代を代表する名城で、完成は慶長17(1612)年。床面積では国内最大を誇り、城としては初めて国宝に指定された、巨大にして絢爛豪華な平城です。

現在の天守閣は、第2次大戦中の空襲で焼失した後、昭和34年に再建されたもの。内部にはエレベーターがあるのですが、これも余裕でエレベーターを設置できるほどのスケールのデカさがあるからこそ。徒歩で昇り降りするのはかなり大変なので、これはありがたい配慮だと解釈してください。

名古屋のシンボル、金シャチは
意外なエピソードにも着目

説明
城内では実物大の金シャチにまたがって記念写真も
誰もがまず注目するのが、天守閣で燦然と輝く金のシャチホコ。尾張名古屋のシンボルで、サイズは高さ約2・6m。城内にはまたがって記念写真が撮れるレプリカがあるので、その大きさを間近で確認することができます。

この金シャチ、実はちょっとかわいそうなエピソードも。江戸時代の間、尾張徳川家の財政が苦しくなるたびに、金のウロコは何度も取り剥がされ、その度に純度の低い金に取り替えられているのです。「屋根の上に金庫が乗っているようなもの」というボランティアガイドさんの解説はまさに言い得て妙。金ピカでゴージャスなイメージの金シャチですが、実は倹約質素なエピソードも秘められているのです。

城作り名人、加藤清正の巨大石はじめ
石垣や武具の展示など見どころ盛りだくさん

説明
国内の城郭で屈指の大きさの清正石
城をぐるりと取り囲む石垣も見事のひと言。城作りの名人・加藤清正が運んだと伝えられる巨大な清正石や、諸大名が刻んだ「—○○○—」(お団子)型などの刻紋にも注目です。



説明
天守閣からは名古屋駅の名駅摩天楼が望める
その他、戦火をまぬがれ江戸時代から残る3つの隅櫓、鎧・兜・火縄銃などの武器・武具類の展示、天守閣から望む名古屋の街並など、見どころは十二分。駆け足で回ってもたっぷり1時間はかかるので、ゆとりを持って回ってください。


□ 名古屋城
・ 所在地:名古屋市中区本丸1-1
・ アクセス:地下鉄市役所下車徒歩5分(五条橋からは徒歩15分)
・ TEL:052・231・1700
・ 開館時間:9時~16時30分(天守閣入場は16時まで)
・ 休み:年末年始のみ
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【目的地3 ~ 清洲城 】

信長の居城だった幻の名城

説明
絢爛豪華だったと伝えられる清洲城
名古屋城を見学した後で向かうのは清洲城。2つの城をハシゴすることで、「清洲越し」がどれくらいの距離の間で行われたかを知ることができ、町ぐるみの引越しががいかに大事業だったかを実感できます。

現在の天守閣は、平成元年に作られた模擬天守。織田信長の居城で、一時は尾張の守護所だった清洲城ですが、名古屋城が築かれた後に廃城に。資料もほとんど残っておらず、再建は憶測で進めるしかなかったそうです。

無料試着できる甲冑でサムライ・コスプレ体験!

というワケで、歴史的建造物としての由緒や威厳はない現・清洲城ですが、そんなハンディも吹き飛ばすようなとびっきりの武将体験をできるのです! といってもさすがに本物のヨロイ兜じゃなくレプリカですが、デザインや紐の編み方などはきちんと史実に基づいたリッパなもの。地元の人たちのグループ、清洲甲冑工房による手づくりで、これを試着することができるんです。
説明
筆者もサムライ・コスプレしてみました。※お城の外で試着できるのはイベント時のみ

城内で無料で試着できる他、五条川をはさんだ向かい側にある「清洲ふるさとのやかた」では作業風景の見学もできます。アルミ製なので、軽量で動きやすいのも、文字通りの“にわか侍”にはありがたい限り。ヨロイ兜に身を包み、天守閣から名古屋の街を見下ろせば、まさに天下を盗った気分が味わえます!
説明
信長が桶狭間の合戦に出陣する前の舞のシーンを人形で再現
説明
オリジナルの甲冑の数々を展示



□ 清洲城
・ 所在地:清須市朝日城屋敷1番地1
・ アクセス:名鉄新清洲駅より徒歩15分
・ TEL:052・409・7330
・ 開館時間:9時~16時30分
・ 休み:月曜(祝日の場合は直後の平日) ※花見期間、清洲ふるさとまつり期間は開館
・ 料金:大人300円、小人150円
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