2008年は慶應義塾創立150年記念の年。11月8日(土)に記念式典が日吉陸上競技場にて行われる |
慶應義塾普通部の教育方針
■普通部長の能條 孝行(のじょう たかゆき)先生より(10:30~10:45)普通部は大学の附属校ではなく、一貫教育のなかの中等段階の教育をする場です。他校の大学でまた受験をする受験校は、次の大学受験に向けて意識の同じような人が集まると思います。しかし、普通部がそのような受験校と違うのは、中学1年に入学した時に幼稚舎(附属小学校)出身者もそうですが、違う考え方を持つ人が多くいて、そこから切磋琢磨して伸びていくことができると言うことです。それが普通部の校風です。
普通部への受験は偏差値など世の中の流れで決めて欲しくはありません。他の受験校には入学後本人の意思があり、自由(次にどの道、大学を選ぶかなど)がありますが、一貫教育である普通部は進学先に慶應義塾大学があるので、中学受験をする時点で、近未来である将来を少し決定していかなければなりません。学校に入ってからこの学校が合わない、高校で進路を変えようなどとのことができにくいの現状です。
そこで、普通部受験には保護者の影響力が大きいと考えています。ここで子どもの動機付けが必要です。要するに普通部はどんなところかをよく知っていなければならないということです。普通部を受験するなら普通部をよく見てもらいたいので、ぜほ9月27(土)、28日(土)、両日10:00~16:30の労作展を見にきて下さい。自分の目で普通部生をよく見て、普通部の生徒に接してください。ちなみに今回の説明会も普通部生が手伝ってくれています。
普通部を一言で表すと、「質実剛健」飾り気のない男だけの学校です。
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