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2012年度併設大学への内部推薦進学率研究1(3ページ目)

青山学院、学習院、学習院女子、慶應普通部、慶應中等部、慶應湘南藤沢、成蹊、成城、専大松戸、獨協、日本女子大附等の併設大学への内部推薦進学率、進学学部の詳細内訳、条件、被推薦権の保留を徹底研究。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

慶應義塾

慶應義塾高校(日吉)の医学部への内部推薦進学者数は21名とインパクトのある数字
慶應義塾普通部(男子校/日吉)の場合、ほとんどが慶應義塾高校(日吉)へ進学。慶應義塾中等部(共学/三田)の場合、男子の大半が慶應義塾高校(日吉)へ進学、女子はほぼ全員、慶應義塾女子高校へ進学。慶應義塾湘南藤沢の場合、基本的には中高一貫校。高等部からは帰国生と全国枠(東京・神奈川・埼玉・千葉以外の在住者)のみの募集で一般の募集は行わない。

慶應義塾高校(日吉)の場合、慶應義塾大学への内部推薦進学率98.5%。経済学部が230名と一番多く進学。医学部も慶應義塾の附属高校の中でも最も多い22名が推薦進学。推薦希望者は第5志望の学部まで選択可(第1志望が推薦されなかった場合、推薦された学部を保留しての一般受験が可能)。普段の成績を合算した総合成績と、本人の希望・適性により決定。被推薦権を保留して、医学部のある他大学のみ受験可。

■慶應義塾大学
文 11名、経 230名、法 227名、商 90名、医 22名、理工 89名、総合 6名、環境 22名、看護 1名、薬 6名 合計704名 
卒業生714名 進学率98.5%

慶應義塾女子高校の場合、ほぼ全員が内部推薦進学。法学部への進学が57名と最も多い。併設大学への推薦条件は、卒業生は原則として全員が進学可。推薦人数に枠がある学部もあります。被推薦権を保留して他大学受験は不明。

■慶應義塾大学
文23 経済50 法57 商27 医5 理工10 総合0 環境1 看護0 薬6 合計176名
卒業生のほぼ全員が進学

慶應義塾湘南藤沢高等部の場合、ほぼ全員が内部推薦進学。法学部への進学が67名と最も多い。併設大学への推薦条件は、一定の成績以上であれば、卒業生全員が進学できるが、希望の学部・学科とは限らない。推薦人数に枠がある学部もある。被推薦権を保留して他大学受験は不可。

■慶應義塾大学
文 15名、経 60名、法 67名、商 20名、医 7名、理工 30名、総合 7名、環境 25名、看護 2名、薬 2名 合計235名 卒業生のほぼ全員が進学

次ページは成蹊、成城学園、専大松戸の内部推薦進学率、進学学部の詳細内訳などについて
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