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▼女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)、特色と入試問題
中学受験、女子「御三家」とは?
「男子御三家(麻布・開成・武蔵)徹底比較」に引き続き、女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)徹底比較をご紹介します。1980年代に女子御三家も、男子御三家から派生する形で誕生しました。女子校で東京大学合格実績が多い学校を女子御三家と呼び、桜蔭・女子学院・雙葉がそれにあたります。
女子御三家、学びの特色徹底比較
東大合格者数女子全国NO.1の桜蔭。その校章は名のとおり桜をイメージしており、校風は勤勉を特徴とする |
- 所在地:東京都文京区本郷
- 創立年:1930年
- 創立者:東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)の同窓会「桜蔭会」
- 生徒数(クラス数):714名(15クラス)
- 高校での外部募集:なし
- 校風:勤勉
- 学びの特色:中3で自由研究に取り組みます。4月に課題を掲げ、9月にレポートとして提出。毎年、校内で全作品が展示され、要約本としても1冊の本にまとめられます。環境問題や教育、医療など社会問題をテーマにした作品が多く、中学生とは思えないほどの充実した作品が多いことで知られています。
- 所在地:東京都千代田区一番町
- 創立年:1870年
- 創立者:ジュリア・カロゾルス
- 生徒数(クラス数):689名(15クラス)
- 高校での外部募集:なし
- 校風:自由闊達。プロテスタント
- 学びの特色:英語の授業では独自の教科書(フォニックスなど)を使用。英会話の授業では中1から少人数で行われ、ネイティブスピーカーの教師が担当します。週1時間「聖書」の時間を設置。
- 所在地:千代田区六番町
- 創立年:1909年
- 創立者:フランスの修道女 メール・セン・テレーズ
- 生徒数(クラス数):563名(12クラス)
- 高校での外部募集:なし
- 校風:規律・しつけに厳しい。カトリック
- 学びの特色:語学教育に重点を置き、中3からフランス語の授業が加わります。高校では第一外国語が英語、またはフランス語選択となります。ほか、全学年に週1時間の「宗教」の時間があります。
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