中学受験は過熱の一途

熾烈になる一方の中学受験。親子の力が試される
2007年度は、1都3県(神奈川・千葉・埼玉)在住の小学6年生約17%、52,000名が中学受験をしたといわれています。参考までに2006年度が47,100名、2005年度が44,700名が中学受験しています。(四谷大塚進学教室調べ)中学受験の加熱ぶりを危惧する声もありますが、小学生の時期に学習(勉強)をする習慣や考える力を養えたり、勉強を楽しむ姿勢が身につくとしたら、こんなに素晴らしいことはないでしょう。合格するより生きる力の根本、勉強に対する姿勢を身につけさせたいと思い、中学受験への道へ導いた保護者の方もいらっしゃるかもしれません。

「わが子はこうあってほしい!」という思いも大切ですが、まずは中学受験、専門用語が理解できないという声をよく聞きます。今回から数回シリーズにわけて、中学受験の基礎用語と志望校選びに役立つ基礎知識をご紹介していきます。

まずは、あ~さ行まで。

中学受験用語集 「あ」行

たいへんなときは、勉強でも励ましあえる仲間がいると心強い
■朝の読書
毎朝の登校後、1時間目までの時間(10~20分程度)を利用して、朝の読書を行う学校が多くあります。ほとんどの場合、指定図書などはなく、マンガ以外なら自分の好きな本を読んでもいいよう。その狙いは「頭のウォーミングアップ」。新鮮な気持ちで書物に向かうとともに、読解力を身につける目的もあります。

■A級数学問題集
戦後、東京文理科大学・高等師範学校(後の東京教育大・筑波大学)の協力を仰いだ桐朋中学校で開発された数学のテキストを市販化(昇龍堂出版発行)したもの。基礎力を徹底させるための問題、自ら発展して学べるような問題が体系的に編集されているため定評があり、多くの私学で問題集として採用されています。

■オリジナルプリント教材
私学の多くでは、検定教科書以外の市販テキスト(『プログレス』『A級数学問題集』)や独自に作成したテキストを使用していますが、オリジナルプリント教材は、それらの内容をさらに補う目的で先生自らが作成したものを指します。

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