家事/エコ家事の方法

臭いもスッキリ!洗濯槽のエコなカビ取り法(2ページ目)

洗濯物がやけに臭う!洗濯物に黒いカビのようなものが!!洗濯機臭いから捨てようかな…なんていう声・声・声。そんな声に応えるべく、ガイドが洗濯機のエコなカビ取り方法を実践してみました!

執筆者:立石 絹子

酸素系漂白剤でカビ取り体験

今回は「洗濯機がクサくて…買い換えたい!」という、知り合いの田中さん(仮名)のお宅の洗濯機で体験。

20年モノくらいの古い洗濯機(ガイド宅の洗濯機もそうですが汗)で、数年前に1度だけ、市販の洗濯槽用カビ取り剤でカビ取りしてみたところ、全くカビが浮かなかったので「ウチの洗濯槽にはカビがないのかしら」と思ってそのまま使い続けていたそう。

ここのところ、洗濯物に黒い海苔状のものがついたりするようになり、ガイド宅洗濯機のカビ取り話を聞いて、「ウチの洗濯機もぜひお願い!」とのことで、お邪魔させて頂きました。

洗濯槽いっぱいに40~50℃のお湯が必要なので、一番最適なのが入ったばかりのお風呂の残り湯。温かいままそのまま洗濯槽いっぱいに入れます。

そこに酸素系漂白剤を400~500gを入れます。洗濯機の容量が大きいものには500gくらい入れてくださいね。今回は4.2kgの小型の洗濯機なので400g入れました。石けんカスを落としたいので、粉石けんなどは一緒に入れないで下さい。

 
洗濯機の「洗い」だけを5分回します。まだこの時点ではカビは出てきませんね。そのまま1晩放置します。

 
次の朝。ゲゲッ!すごい量のカビが浮いています!入れていたお風呂の残り湯も真っ黒です。

 
さらに5分「洗い」で洗濯機を回します。その後、浮いている黒カビを、お風呂用のゴミ取りネットですくってビニール袋などに捨てます。ネットで全ては取りきれませんが、排水すると底に残りますので、残ったカビはウエスなどで拭き取って捨てて下さい。

排水して、お風呂の残り湯でも水道水でもいいので、真水を高水位まで入れます。「洗い」から「脱水」まで運転させ、排水して完了です。もしまだ黒カビが出ているようなら何度か真水で運転させてください。

ここでオススメするのが、アロマオイル(エッセンシャルオイル)を数滴入れて、クサい洗濯機をいい香りにしちゃう方法。真水を高水位まで入れ、アロマオイルを5~10滴垂らしてから運転させるといい香りになりますよ。


次のページで『そもそもカビを繁殖させない8か条』と、カビ取り法のまとめをご紹介します。>>
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