フライ料理にも卵は不要!
フライ料理の場合、天ぷらと違い周りにパン粉をまぶすので、少し濃い目に溶き小麦粉を作ります。混ぜた感じで、パン粉がまぶせそうか分かると思いますが、目安としては溶き卵くらいの固さになるように溶くのがコツです。
卵と違い食材にネットリ絡みついているわけではないので、溶き小麦粉に食材を絡めたら、すぐにパン粉をタップリまぶして、即、熱した油の中に入れると上手く出来ます。
カラッと揚げるコツは、下側の油で揚げている部分が、きちんと揚がっていないうちにひっくり返さないこと。箸で触ってみて、下側がカリッと揚がっていることを確認してからひっくり返し、両側がカリカリしていることを確認してから、キッチンペーパーなどを敷いた皿に取り出すと、カラッと揚がりますよ。
ちなみに、パン粉は乳製品などのアレルギー物質を除去したものも販売されていますし、卵・乳製品除去のパンをミキサーにかけたり、自分で卵・乳製品除去のパンを作ってパン粉にすれば、アレルギー対策にも、動物性製品の除去にもなりますよ。
天ぷらに天ぷら粉は要りません!
お弁当にも少量の薄力粉を溶くだけで衣が作れるので最適! |
面倒な氷水の準備も、重たい専用の粉を買ってくる必要もなく、ただの薄力粉を水で溶くだけで美味しい天ぷらが出来ますよ!
フライよりも軽い口当たりにしたいので、トロトロに薄力粉を溶いて、溶き小麦粉に食材を絡めたらすぐに、熱した油の中に投入!フライと同じく、下側がちゃんと揚がっているのを確認してからひっくり返すと美味しく揚がります。
海老天など、衣が多めに欲しいときは、海老を溶き小麦粉に絡めて油に投入した後すぐに、スプーンなどで溶き小麦粉をすくい、揚げている海老の上にタラタラッと垂らして、大きな海老天のつもり!なーんてことも出来ますよ!
溶き小麦粉が残ったら
お惣菜の磯辺揚げ買うのもったいない!とっても簡単。 |
ニンジンやゴボウ、ほうれん草、小松菜、など、何でもいいからザクザク切って溶き小麦粉に入れ、カレースプーンなど大きなスプーンですくって、油の中に流し込みます。ゆっくり入れるのがコツ。
その他には、チクワを用意して、チクワの磯辺揚げも作れます。溶き小麦粉の中に青海苔を入れて、塩を適量(ひとつまみくらい)入れ、切ったチクワを絡めて、揚げるだけで、すっごい美味しい磯辺揚げの出来上がり。
揚げたては、ホッペが落ちますよ~!
ちなみに、チクワは、切り口を下にして揚げてくださいね。切り口を上にして揚げると平べったくなってしまいます~。
※たまたまチクワで作ってしまいましたが、チクワも卵白が入っている場合が多いのでアレルギーの方はお気をつけ下さい!
皆さんも、体にも環境にも優しくて、ホッペも落っこちる美味しい揚げ物たくさん作って食べてみてくださいね!
※使用済み油は排水口に流さないで下さい。
※揚げ物をして汚れてしまったガス周りには、「重曹でナチュラルハウスクリーニング」や、「洗剤要らずでエコ!アクリルタワシを作ろう」を参考にお掃除してみてくださいね!
【関連・参考リンク】
●この春、渋谷を廃天ぷら油のバスが走る!?(from,All About[ボランティア]ガイド記事)…廃油は排水口に捨てないで、キレイに濾してペットボトルに詰めて、バスの燃料として使ってもらおう。回収方法も書いてあります。
●ロハスな食用油・グレープシードオイル(from,All About[エコ家事]ガイド記事)…オリーブオイルよりクセがなくて、コレステロール0%のグレープシードオイルで揚げ物してみませんか?
●血液サラサラに役立つ「植物油」(from,All About[食と健康]ガイド記事)…どんな油が良いのか、今注目の植物油の紹介、植物油とはいえ気をつけたほうがいい事柄など、勉強になることうけあい。
●ボロ布ストックで資源節約&使い切る暮らし(from,All About[エコ家事]ガイド記事)…飛び散った油のふき取りには、ストックしたボロ布で資源を節約しましょう!