実際に酢+熱湯で除菌してみよう
調理器具などはまず、汚れを落とすために石けん(液体石けんでもOK。なるべく純石けんにしてくださいね!)をアクリルタワシ(『洗剤要らずでエコ!アクリルタワシを作ろう』参照)やスポンジ等につけて、よく洗います。いきなりここで汚れたままのものに酢をかけても、酢には汚れを落とす作用はないので、汚れにバリアされて除菌がうまくいかない可能性がありますので、まずは石けんで。まな板が木の場合は、黒ずんだり汚れがしみ込まないよう、水で洗ってください。(木のまな板はぬるま湯で洗うと、黒ずんだりカビが生えやすくなったりします)
石けんでよく洗ってから、全体にまんべんなく酢をスプレー!ビタビタに濡れているな、というくらいに吹きかけるのがコツ。 |
原液を入れるスプレーボトルは、金属製ではないボトルを使ってください。金属を溶かす性質があるので、ボトルがとけてしまいます。
お酢は、ボトルからそのままかけてもいいのですが、まんべんなくかけるために、スプレーすることをオススメします。
酢を吹きかけてからしばらく待ってから熱湯をかけるとGOOD。 |
プラスティックなどの素材では、熱湯で溶けるようなものもありますので、品質表示の耐熱温度をご確認くださいね!
調理器具の他にも
排水口のゴミ受けの下にあるキャップも取り外して洗い、一緒に除菌。 |
・生ものを乗せていた器も、“石けん洗い+酢スプレー+熱湯回しかけ”で。
・包丁は柄の部分も除菌してくださいね。
神経質になることはありません!気が付いたらとことんやる、というのがキレイを保つコツだと思います。 |
・金属製のものに酢スプレーをした時は、必ず一番最後に流水でよくすすいでください。酢は金属を溶かす性質があるので、すすぎ残しは錆びの原因になります。
※お酢は90%は水分ですので、希釈すると酸度が薄くなっていきます。水道水は中性です。水道水を入れることで酸性が中和され、中性に近くなっていきます。ですので強い除菌力を求めるときは原液でよいと思いますが、お酢は強酸性ですので、お肌の弱い方はゴム手袋等をしてからご利用ください。(ガイドは原液のまま手にかけても全然大丈夫ですが…)
※お酢の効果・作用には、科学的に証明されていないものもあります。薬剤や洗剤ではないので、「~~に効く」等の明確な意味合いではありません。体感・実感したものに関してご紹介しておりますが、ご判断の上お試しください。
【関連・参考リンク】
★重曹でナチュラルハウスクリーニング(from,All About[エコ家事]ガイド記事)…場所別重曹でのナチュラルクリーニングのしかた。重曹の汚れ落ちもすごいです!
★洗剤要らずでエコ!アクリルタワシを作ろう(from,All About[エコ家事]ガイド記事)…アクリルタワシを使うメリット、使い方、編み方、編み図などがあります。
★洗剤要らず! ランドリークリーンリング(from,All About[エコ家事]ガイド記事)…洗剤要らずつながりで、洗濯洗剤要らずのすごくいい製品をご紹介します。
★洗剤を使わないから水道代も大幅ダウン!アクリルたわしで洗剤いらず(from,All About[節約・やりくり]ガイド記事)…カギ針で四角いアクリルタワシを編む編み方などが載っています。
★梅雨に活躍!じめじめ対策ハーブ(from,All About[スパイス&ハーブ]
ガイド記事)…スパイスやハーブを入れた、消臭・防虫・抗菌効果のあるサシェ(匂い袋)の作り方など。置く場所ごとにオススメのハーブ・スパイスのブレンドの解説もあって嬉しいです。
★ナチュラルで安心な食酢の抗菌効果~サルモネラ、腸炎ビブリオ、O‐157などにも高い抗菌効果を発揮~(from,ミツカングループウェブサイト)…O-157や、各種雑菌を食酢で除菌できるかのデータをとった結果などが見られます。お酢ってやっぱりすごい!