日本一早い紅葉へ!大雪山・旭岳
今回の行き先は【北海道】
日本一早い紅葉へ!大雪山・旭岳
北海道の中でも標高の高い山ほど、紅葉の始まりは早くなります。北海道の中央部に位置する大雪山系は、標高2,000メートル級の山が連なり、9月の中旬には山が美しく色づく場所なのです。まさに日本で一番最初に紅葉を楽しめる名所といえるでしょう。
今回は北海道から大雪山系の紅葉をご紹介します。美しい山容と山を覆う紅葉・黄葉は、訪れる人の心をあっという間に虜にしてしまいますよ。
紅葉・黄葉の中を進む旭岳ロープウェイで姿見へ
大雪山(Yahoo! 地図情報)は、北海道の中央部に位置する山々を指します。標高2,000メートル級の山々が連なり、今でも活動する活火山がたくさんあることでも知られています。大雪山系への観光客のアプローチとしては、層雲峡温泉からの黒岳ロープウェイと、旭岳山麓から旭岳ロープウェイで入る2つの方法があります。今回ご紹介するのは、旭岳山麓から旭岳ロープウェイで入る方法。
旭川駅から旭岳行きのバスに乗り込むと約90分で標高1100メートルの旭岳ロープウェイ山麓駅に到着。ここから標高1600メートルの姿見駅までロープウェイで上ります。
開業当時は2本のロープウェイを乗り継ぐ形だった旭岳ロープウェイは、2000年に101人乗りの大型ロープウェイに掛け替えられ、輸送力アップと共に姿見駅まで1回の乗車で上れるようになりました。
ロープウェイからは、旭岳山麓に広がる美しい草原を眺めることができ、9月に入ると草原の中の木々が赤や黄色に色づき始めます。
ピーク時には、紅葉・黄葉の中を進みながら旭岳に近づく形になり、その風景は見事なもの。車窓から目を離す時間がないほどですよ。
さて、およそ10分の空中散歩を終えると姿見駅に到着です。いよいよ、大雪山系の主峰、旭岳がお待ちかねですよ!次ページに続きます。