西穂高口からの素晴らしい眺め
西穂高口駅の展望台からの眺め。左手に槍ヶ岳、右手に西穂高岳(標高2,909メートル)が見えます。まさに絶景です(2008年5月3日撮影) |
ガイドが訪れた時(2008年5月3日)西穂高口駅の気温は10度でした。 |
また山の天気は麓とは異なることも多く、風が強いと体感温度が下がるので注意が必要です。新穂高温泉駅のきっぷ売場には、リアルタイムでの西穂高口駅の天候と気温が掲示されていますので、きっぷを購入する前にチェックすると良いでしょう。
西穂高口駅の前に広がる雪の広場。ちょっとした雪遊びができます(2008年5月3日撮影) |
なお雪の回廊の外は登山届が必要な登山道となるため、観光客は立ち入ることができません。厳しい北アルプスの自然の中に身を置いていますので、決められた範囲内で行動するようにしましょう。
日本で一番高い所にある郵便ポスト
日本で一番高い所にある郵便ポスト、やまびこポスト |
高いところにある郵便ポストとしては、富士山頂の郵便ポストがありますが、ここは冬になるとクローズしてしまうので、年中使える郵便ポストとしては、西穂高口駅の「やまびこポスト」が日本で一番高い所にあることになります。
北アルプスの美しい山容に感動した思い出を綴って、「やまびこポスト」から投函するというのも、旅の思い出の一つになりますね。
体が冷えてしまったら、新穂高温泉で暖まりましょう
新穂高温泉バス停前にあるアルペン浴場。冷えた体を暖めるには最適ですね(2001年3月撮影) |
第2ロープウェイのしらかば平駅の前にはビジターセンター山楽館があり、この中に神宝の湯と言う日帰り入浴施設があります。北アルプスの山々を眺めながら入る露天風呂はとても気持ちいいものです。
また新穂高温泉は奥飛騨温泉郷の一つとして、たくさんの温泉旅館があり、日帰り入浴施設を受け付けている所もあるので、そこで冷えた体を温めるのも良いでしょう。
異色な所では新穂高温泉バス停にあるアルペン浴場。ここは温泉に入れる公衆浴場として登山客に人気の施設。大きくはありませんが、バスの時間待ちにも入れる所が嬉しいですね。
奥飛騨温泉郷の周辺には、新穂高ロープウェイの他にも見所がたくさんありますので、のんびりと泊まって心と体を癒すのも良いですね。
新穂高ロープウェイとロープウェイから眺められる素敵な風景をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ガイドが訪れた時、車いすで観光に来られた方がいらっしゃったのですが、ロープウェイ運行会社の方々の丁寧なサポートで何不自由なく移動されているのを見かけました。バリアフリーの点でも安心でしょう。
残雪が彩る美しい北アルプスの風景を楽しみに、新穂高ロープウェイへぜひお出かけ下さい。
新穂高ロープウェイへのアプローチ
名古屋から特急「ひだ」に乗れば、高山まで快適に移動できます。 |
<JR>
東海道・山陽新幹線「のぞみ」で名古屋へ。名古屋から特急「ひだ」に乗車し、高山駅下車。高山駅からは濃飛バス 新穂高温泉行きに乗車し、終点下車。
<高速バス>
新宿から高山を結ぶ高速バス(濃飛バス、京王バスの共同運行)にて平湯温泉バス停下車。平湯温泉からは濃飛バス 新穂高温泉行きに乗車し、終点下車。
《お得なきっぷ》
濃飛バスが2009年3月末まで発売している「奥飛騨まるごとバリューきっぷ」は、高山駅、平湯温泉から新穂高温泉までのバス2日間のフリー乗車券と新穂高ロープウェイの乗車券をパックにして割安な値段設定となっています。
北アルプスを貫く安房トンネルをくぐれば、奥飛騨温泉郷にすぐに入れます。 |
長野自動車道 松本インターチェンジより、国道158号線を上高地、高山方面へ。安房トンネル(中部縦貫道)を経由して、平湯温泉より国道471号線を進み、新穂高への案内に従う。
新穂高温泉駅の奥に有料駐車場があります。もしこちらが混雑している場合は、第2ロープウェイの乗り場である鍋平にも有料駐車場があります。
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