港の見える丘公園にも洋館が2軒
港の見える丘公園の中にあるイギリス館。この他にも山手111番館が公園内にあります。 |
山手111番館はラフィン氏の邸宅として建てられた赤瓦の建物、イギリス館は1937年(昭和12年)に建てられた英国総領事公邸として建てられたもので、どちらも中は見学可能。洋館の前にはローズガーデンがあるので、バラの咲く季節にはバラも楽しめます。
全体で徒歩約2~3時間のコース
JR石川町駅から港の見える丘公園まで山手の西洋館7館をめぐってきたこのコース、徒歩約2~3時間ほどのコースですが、洋館の中をゆっくり見学したい場合はもう少し時間を取った方が良いでしょう。どの洋館も入場は無料ですし、喫茶スペースを持つ洋館やコース沿いに喫茶もあるので適度に休憩を入れつつ自分のペースで歩けます。ちなみに山手と聞いて、ユーミン(荒井由実)の曲「海を見ていた午後」に登場する「山手のドルフィン」を連想される方もいらっしゃると思いますが、ドルフィンは山手の西洋館とはJR山手駅をはさんで反対側の根岸森林公園のそばなので車でも20分ほど離れた場所にあります。ご注意下さい。
西洋館めぐりの後は?
桜木町駅と赤レンガ倉庫、山下公園、港の見える丘公園を結ぶ観光スポット周遊バス「あかいくつ」。1回100円で乗れます。 |
もし西洋館めぐりを終えた後に時間がある場合は、ぜひ他の横浜の観光スポットにも足を伸ばして下さい。港の見える丘公園の展望台から眺める横浜港の眺めも素晴らしいですし、山下公園まで移動して港のそばまで行ったり、横浜赤レンガ倉庫でレトロな建物の中にあるショップで買い物も楽しむのも良し、中華街でおいしい中華料理を食べに行くのもいいですね。
そんな時に役に立つのが横浜市営バスが運行する観光スポット周遊バス「あかいくつ」。桜木町駅からパシフィコ横浜、赤レンガ倉庫、山下公園と港の見える丘公園を結んでいます。平日は30分間隔、土曜・休日は20分間隔で運行し、ワンコインバスなので1回100円で乗れます。バスは真っ赤なレトロ調バス。ごく一部の便にはボランティアガイドが乗車し、沿線の観光案内をしてくれるサービスもあります。西洋館めぐりの後、次の観光スポットへの移動に使ってみて下さい。
ちょっとした休日のひととき、異国情緒を味わいに横浜・山手の西洋館へいらして下さい。
横浜・山手の西洋館へのアプローチ
<JR>
東海道線・横須賀線 横浜から根岸線に乗り換え、石川町駅下車。
または桜木町駅で下車し、観光スポット周遊バス「あかいくつ」で港の見える丘公園バス停下車。
または神奈中バス 11系統「YAMATE LINER」で港の見える丘公園前~イタリア山庭園前の各バス停で下車。
<私鉄>
東急東横線 渋谷駅から特急,急行でみなとみらい線 元町・中華街駅下車。
首都高速狩場線新山下ランプを降りてすぐ。
港の見える丘公園周辺には、いくつか駐車場はあるものの収容台数が少ないので、山下公園や中華街、赤レンガ倉庫など収容台数の大きい駐車場に車を止めてバスなどを使って移動するほうが良いでしょう。
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