雄琴温泉「きくのや」にペット同伴室誕生！

琵琶湖湖畔に佇むともしびをイメージした暖かな宿

「暖灯館」の名の通り、暖かなともしびで包まれた館内。ロビーからは琵琶湖湖畔の穏やかな景色が望めます。

昨今のペットブームを反映してホテルや旅館でペットを同伴で利用できるところが増えています。大阪から車で１時間余りの滋賀県の琵琶湖湖畔にある雄琴温泉の旅館「暖灯館　きくのや」に4月、ペット同伴専用室がオープンしました。

同館の歴史は古く創業は昭和41年。以前は「雄琴国際ホテル　きくのや」という名前でしたが、2004年に改称しています。建物は本館と別館があり、今回別館の5階3室をペット同伴専用室にしました。従来からペット同伴の宿泊を受け付けており、それをさらにグレードアップしたものです。

ペット専用室の板の間にはゆったりとしたペット用の足洗い場がついています。3室ともデザインが違い、お好みでチョイスできます。

客室は本間15畳の和室に広めの板の間付き。その板の間にペットの足洗い場があり、またペットと一緒に入れるシャワーブースがついています。
座敷は化学畳で汚れたらさっと水洗いできれいになるという優れもの。ですから安心してペットを座敷で遊ばすことができます。ペットの食事や寝具などは持ち込みで、宿泊料金は1匹2100円。但し犬のみで、大きさは8キログラムまでと決まっています。

シャワーブースはペットの毛が流れてもよいように大きめの受け皿を整備されているので、思う存分にシャワーを楽しめます。

本来は犬や猫、大きさに関係なく受け入れたいところですが、ほかのお客さまもいるためあえて制限したというのが本当のところ。また、かつて猫同伴のお客さまの猫がどこかに行ってしまい、一晩中心配で眠れなかったお客さまの姿をみて、「せっかく温泉に来られたのに申しわけない。残念だが猫の受け入れたはやめよう」ということになったのです。幸いにして猫は翌朝みつかったのですが、もう2度と飼い主の悲しむ姿はみたくない、との思いからきたものです。


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