今回はドイツで冬の間(11~2月頃)、期間限定で食べられる「グリュンコール(ケール)&ピンケルソーセージ」という、ちょっと変わったお料理をご紹介します。
グリュンコール(ケール)&ピンケルソーセージ
冬にドイツに来たらぜひ味わってみたいグリュンコール(ケール)とピンケルソーセージ

冬野菜 グリュンコール(ケール)

ドイツでは寒い季節になると、「グリュンコール(Grünkohl)」という野菜が出回ります。日本では「ケール」と呼ばれていて青汁の原料として使われていますが、料理として食べることはあまりないようですね。でもこの青々とした葉っぱのグリュンコール、とても美味しいんですよ。ビタミンやカルシウムを豊富に含み、栄養価が高いのも魅力です。

ドイツでは特に北部地方でよく食べられる野菜で、冬の間、多くのレストランでグリュンコールを使った期間限定メニューが登場します。よく言われるのが、「最初の霜が下りたら、グリュンコールの収穫開始」ということ。収穫を寒い時期まで待つことで、野菜の甘みが増すそうです。


グリュンコールには「ピンケルソーセージ」

ピンケルソーセージ
ピンケルソーセージは皮をむいて食べます
じっくり煮込んだグリュンコールには、「ピンケルソーセージ(Pinkelwurst)」を合わせるのが定番。これはドイツに数多くあるソーセージの中でも特殊な種類で、“グリュンコールと一緒に食べるソーセージ”として知られています。

ピンケルソーセージの最も大きな特徴は、カラスムギや大麦などの穀物が入っていること。そのためちょっとボロボロとした感じで、外の皮をはいで中身を取り出して食べます。穀物の他、ラードなどの油脂が入っているため、一般のソーセージより油っぽいのも特徴です。食べ過ぎには注意しましょう! グリュンコールもラードを入れて煮るため、この「グリュンコール&ピンケル」という料理はけっこうお腹にたまるのです。

次のページでは、グリュンコールによく合わせるピンケル以外のお料理をご紹介します!