中世の町にタイムスリップ
クローナッハの町の中心広場。夕暮れ時に教会の鐘が響きわたる空間は中世そのもの |
クローナッハの町が誕生したのは1003年のこと。何と千年以上もの歴史を持つ古い町なのです。今でも中世後期の町並みが残っており、石畳の道を歩いていると、まさに昔にタイムスリップしてしまったような気分になります。
旧市街はとても小さく、観光客向けのお店などもありませんが、教会の鐘の音を聞きながらしっとりと歩いてみてください。古い市壁や塔、趣きのある家並み。時が止まってしまったかのような空間に身を置くと、日常を忘れて心が安らいでいくのを感じます。ガイドはこの町を歩きながら、何とも言えない贅沢で満ち足りた気分に浸っていました。
クローナッハの地ビール。右が「ピルスナー」、左が「ルーカス・クラーナッハ・ビール」 |
さて次のページでは、旧市街から歩いてすぐに行ける「ローゼンベルク要塞」をご紹介します。立派な古城とそこからの眺めは素晴らしいものですよ!