ドイツ/ドイツの鉄道旅行

SL列車に乗ってモーリッツブルク城へ行こう(3ページ目)

ドレスデン郊外を今も毎日元気に走る蒸気機関車があります。このレトロなSLに乗って、水に浮かぶ美しいバロック城「モーリッツブルク」へ行ってみましょう。森の中をSLで駆け抜けて行くのって楽しいですよ!

執筆者:カルカ 麻美

水に浮かぶモーリッツブルク城

モーリッツブルク城
大きな池に浮かぶ美しいモーリッツブルク城

モーリッツブルク城へ向かう道
モーリッツブルク城へ向かう道。お城に近づくにつれ、お店も観光客も増えて賑わってくる
モーリッツブルクの駅から人の流れに沿って住宅地を歩いていくと、次第にカフェやお土産物屋さんが増え、賑やかになってきます。道沿いで売られている焼きソーセージのいい匂いがしたり、天気の良い日はアイス屋さんに行列ができていたり。お城には、駅から徒歩20~30分ほどで到着。水に浮かぶモーリッツブルク城は絵本に出てくるようなロマンチックな外観で、うっとりしてしまいます。

このお城は1542~1546年、狩猟の館としてザクセン公モーリッツにより建てられました。以来、代々のザクセン王や選帝侯に親しまれ、1723~1733年にはあのアウグスト強王(選帝侯フリートリッヒ・アウグスト1世)が、周囲の景観も含め全体をバロック様式に改築しています。

城内の見どころは、「食堂(Speisesaal)」と「羽の部屋(Federzimmer)」。コンサートホールなどとしても使用されていた食堂では、壁中に飾られた鹿の角コレクションや、大テーブルの上にセッティングされた1730年ごろのマイセン磁器を見ることができます。アウグスト強王の羽の部屋には、何万枚もの鳥の羽をつなぎ合わせて作ったタペストリーが展示。その気の遠くなるような作業工程を想像すると、この装飾品に対する相当なこだわりが伝わってくるようです。



レトロなSLに乗ってお城を目指す旅。みなさんも、このワクワク感を味わってみませんか? きっと楽しい旅の思い出となるはずです!


【DATA】
蒸気機関車「レスニッツグルント・バーン(Lößnitzgrundbahn)」
ラーデボイル・オスト駅
蒸気機関車の出発点「ラーデボイル・オスト駅」
<モーリッツブルク城までの料金(片道)>
  • 一般:5.80ユーロ

  • 6~14歳:2.90ユーロ (5歳以下は無料)

  • ファミリー券(6人まで。内2人は14歳以上でもOK):13ユーロ

  • グループ割引:6~14人は10%引き、15人以上は20%引き

  • ※「ドレスデン・レギオカード」(ドレスデン市内交通が72時間乗り放題のチケット)を持っていると、行きのチケットのみで往復できます。
    <発車駅>
    「ラーデボイル・オスト(Radebeul Ost)」駅(ドレスデン中央駅からS1で北西方面へ15分)

  • 切符は、ラーデボイル・オスト駅/モーリッツブルク駅構内、または車内で車掌さんから直接購入できます(発車後でもOK)。

  • 列車は毎日2時間おきに出ています(モーリッツブルク駅止まりのみ。ラーデブルクまで行く列車は本数が少ない)。
    時刻表はこちら ※「Mo-Fr」は「月~金曜」、「täglich」は「毎日」という意味


  • ※2007年11月3日~28日は全面運休

    公式サイト(ドイツ語)
    英語のパンフレットはこちら


    モーリッツブルク城 Schloss Moritzburg
    <開館時間>
    4―10月:月~日曜 10:00~17:30(入場は17:00まで)
    2・3・11・12月:火~日曜 10:00~16:00、1時間おきに入場可
            ※12/31は9:00~12:00
    1月:土・日曜 10:00~16:00、1時間おきに入場可
    <休館日>12月24日
    <入場料>一般:6.50ユーロ、学生:4ユーロ、子供(7~16歳):1ユーロ
    ※「ドレスデン・レギオカード」(ドレスデン市内交通が72時間乗り放題のチケット)を提示すると、一般も4ユーロに割引されます。
    <アクセス>
    蒸気機関車の「モーリッツブルク(Moritzburg)」駅下車。進行方向に少し歩き、「Bahnhofstrasse」に出たら左に曲がる。しばらく行くと「Schlossallee」という通りに出るので、そのまままっすぐに進むとそのうちお城が見えてきます。
    公式サイト(ドイツ語)


    【関連記事】
  • 荘厳なバロック建築の都ドレスデンを歩く


  • 【関連リンク】
  • ベルリンと東の町

  • 世界遺産/城/教会/美術館など
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