第3位 サンスーシ宮殿 (ポツダム)

サンスーシ宮殿
階段状のブドウ園の上に立つ可憐なサンスーシ宮殿

ベルリン近郊の町ポツダムにあるサンスーシ宮殿は、広大なサンスーシ公園の中に立っています。公園内には他にも新宮殿や中国茶館など多くの城館があり、これらの建築物とその周囲の景観が、1991年より世界遺産に登録されています。

サンスーシ公園
宮殿から見下ろしたサンスーシ公園。この緑豊かな公園を散歩するのもオススメ!
サンスーシ宮殿は、プロイセンのフリートリッヒ大王が1745~47年に建てた夏の居城。階段状のブドウ園の上に黄色い宮殿が立ち、それらが一体となって印象的な景観を成しています。豪華な宮殿は他にもたくさんありますが、サンスーシ宮殿の魅力は何と言ってもこのブドウ園とのハーモニー。「サンスーシ」とはフランス語で「憂いのない」という意味。大王は自然いっぱいの中でひっそりと暮らせる、隠れ家のような場所を求めていたのでした。

宮殿自体の建築はロココ様式で、優雅な装飾がされています。規模はこぢんまりとしていて、内部には「大理石の間」、「謁見の間」など全12室。音楽愛好家でフルートを演奏し、作曲もした大王。宮殿内にはコンサートが行われた「音楽室」もあります。

大王はこの居城を愛し、生前からブドウ園の最上段に埋葬されることを望んでいました。しかしその望みが叶ったのは、死後200年以上が経過した1991年のこと。現在では希望通りの場所に、愛犬と共に静かに眠っています。

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  • 第2位 ゼンパーオペラ (ドレスデン)

    ゼンパーオペラ
    ドレスデンの劇場広場に立つゼンパーオペラ

    「ゼンパーオペラ」とは、ドレスデンにある州立歌劇場のこと。ゴットフリート・ゼンパーという建築家が建てたため、このように呼ばれています。このオペラ座、何と合計3回も建設されています。最初の建設は1838~41年。しかし1869年、火事により焼失。1871~78年にかけて、ゴットフリート・ゼンパーが再び設計したオペラ座を、息子のマンフレッド・ゼンパーが完成させます。しかし、これも第二次世界大戦末期に起きたドレスデン大空襲により破壊。戦後またすぐに再建の準備が開始され、1977~85年に3度目のゼンパーオペラがオリジナルに忠実に建てられました。

    ゼンパーオペラ
    豪華さの中にも落ち着いた上品さがあるゼンパーオペラの内装 ※写真はクリックで拡大
    ガイドツアーで見学できる内部は、息を呑むほどの素晴らしい造り。豪華さはもちろんなのですが、その独特な色使い、優雅で上品なセンスある装飾、巨大なシャンデリアなど、中に入った瞬間「来て良かった!」と心から思う、感動ものの内装。堂々たる外観も美しく、特に夜ライトアップされた華麗な姿が有名です。

    ワーグナーのオペラ『さまよえるオランダ人』(1843年)、『タンホイザー』(1845年)なども、ここで初演されました。

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