歴史を感じさせる重厚なレンガ造りの建築物
古いレンガ造りの建物が残る街並み。リューベックには石畳の坂道が多い |
中央駅から旧市街へ向かって歩いていくと、リューベックのシンボル、ホルステン門(Holstentor)が見えてきます。これは15世紀後半、町の防衛のために建てられたもの。壁は3.5mもの厚さがあり、非常にどっしりとしています。すでに建設中からその重みで地面の一部が沈み、門は傾いてしまったそう。今でもその傾きは見てとることができます。本当に重厚ないかめしい門で、町に足を踏み入れたとたん、リューベックがその昔、権力を握り栄えていたという事実を実感させられます。
リューベックのシンボル「ホルステン門」 |
ホルステン門 Holstentor
内部の博物館(ハンザ商人の活動についての展示)
開館時間:4―9月 10:00~17:00 10―3月 10:00~16:00
休館日:月曜
様々な建築様式のハーモニーが見事な「市庁舎」
町の中心広場に面した重厚な市庁舎 |
【DATA】
市庁舎 Rathaus
住所:Breite Straße 64, Lübeck
Tel.: +49 (0)451/ 1 22 10 05
ガイドツアーによる見学:月~金曜 11:00、12:00、15:00
※催し物があるときは見学不可
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