ドイツ/ドイツのグルメ・ビール・レストラン

ドイツで出合える美味しいもの(2ページ目)

「ドイツってソーセージとビール以外に何があるの?」と思っている人は多いはず。ここではドイツの美味しいもの、現地で食事をする際のヒントをご紹介します。

執筆者:カルカ 麻美

レストランでランチ or サンドイッチ食べ歩き

焼きソーセージ
焼きソーセージにはマスタードをたっぷりかけて
ドイツのランチセットは、Mittagsmenü(ミッタークスメニュー)というもの。普通、スープ(または前菜)+メインという構成です。値段は5ユーロ(約700円)~10ユーロ(約1,400円)程度。日本のようにドリンクが付くことはありません。お水もただでもらえるわけではないので、水、料理、食後の飲み物、というように注文するとそれなりの金額になり、充実したお得なランチが豊富な日本と比べると、高くつく印象があると思います。

季節のいい時期は、パン屋さんでサンドイッチと飲み物を買い、外のベンチに座って食べるのもオススメ。パン屋さんのサンドイッチは、どこも美味しくボリュームがあるので満足感が得られます。また、パン屋さんには大抵小さなカフェコーナー(テーブルのみが主流)が併設されているので、そこでパンと一緒に飲み物を頼んでお昼を済ますのも一つの方法です。

その他、お肉屋さんでは焼きソーセージをパンにはさんで売ってくれるので、これをほお張るのもいいですね。お昼時にはこれをやっているドイツ人がたくさんいます。ちょっとまねしてみると、「ドイツに来たんだ~」という実感が沸いてくると思いますよ。

ドイツのディナーはどんな感じ?

ドイツ料理レストラン
ドイツレストランは建物や内装も素敵なところが多い
夜、レストランでは19時頃から人が集まり始め、20時前後には満席、という場合が多いです。人気のあるレストランでは20時頃に予約をしている人が多いため、少し早めの時間帯に行って席が取れても、「この席は20時までしか空いていない」と言われることもしばしば。そのためお目当てのレストランがある場合は、事前に予約を入れておくと安心です。

ドイツ料理のディナーは、必ずしも前菜から始める必要はありません。メインの一皿だけでかなりボリュームがあるので、一品注文するだけで十分という場合が多いでしょう。でもせっかくだからいろいろ食べてみたいという人は、ぜひドイツの前菜も楽しんで。スープは大抵3、4種類あり、前菜はお店により、チーズ、魚介類、野菜などさまざまな素材を使ったものが用意されています。

また、ドイツ料理にパンはついてきません。もちろん頼むことはできますが、別料金です。ドイツでは、付け合わせのジャガイモやクヌーデルが日本人にとっての「お米」のようなもの。メイン料理にさらにパンを合わせて食べる習慣はないのです。ビールのつまみにパンを食べることはよくありますが……。

ドイツのボリューム満点の料理は、1日歩き回って疲れた体にエネルギーを与えてくれます。お腹いっぱい幸せいっぱいになってビールとともに疲れをいやし、次の日の旅の続きにしっかり備えてくださいね。

※2006年3月現在 1ユーロ=140円

【関連リンク】
  • ドイツで食べる・飲む
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