ドイツ/ドイツのおすすめエリア

市壁に囲まれたニュルンベルク(2ページ目)

W杯日本vsクロアチア戦の行われるニュルンベルクは、茶色の建物で統一された素敵な町。旧市街にはおもちゃ博物館、カイザーブルク(城)など見どころがいっぱいです。

執筆者:カルカ 麻美

見逃せない個性的な博物館の数々

ニュルンベルクには興味深い博物館がたくさんあります。ここではその代表的なものをご紹介。

デューラーの家 Albrecht-Dürer-Haus
ドイツの有名なルネサンスの画家、アルブレヒト・デューラー Albrecht Dürer(1471~1528年)が約20年間住んだ家です。建物は、1420年頃に建てられた木組み建築。ここではデューラーの作品の他、1500年頃の生活や住まいの様子も見学できます。

ドイツ鉄道博物館
オリジナルに忠実に造られたドイツ最古の蒸気機関車「Adler(アードラー)」と、ドイツの新幹線「ICE」 © Verkehrsverein Nürnberg e.V.
ドイツ鉄道博物館 DB Museum
1899年に造られたというドイツ最古の鉄道博物館。鉄道の歴史の展示はもちろん、実際に動かすことのできる信号機や通り抜けられるトンネルなどがある「鉄道体験ランド」や、ミニチュア、走行シミュレーションなどがあり、大人も子供も楽しめる内容です。ちなみに、ドイツ初の鉄道が開通(1835年)したのはニュルンベルク―フュルト(Fürth)間。ニュルンベルクはドイツの鉄道史において重要な町なのです。

おもちゃ博物館 Spielzeugmuseum
毎年2月に大規模なおもちゃの見本市が開催され、「おもちゃの町」としても有名なニュルンベルク。この博物館には木のおもちゃ、ミニチュア、アンティークドール、ブリキのおもちゃなどが展示されていて、古代から現代までのおもちゃの歴史を見ることができます。

W杯スタジアムとファン・フェスト会場への行き方

フランケン・シュタディオン
W杯会場の「フランケン・シュタディオン」 © Bischof&Broel
2006年W杯の会場都市でもあるニュルンベルクでは、6月18日(日)15時から日本vsクロアチアの試合が行われます。試合会場の「フランケン・シュタディオン Franken-Stadion」へは、電車SバーンのS2で。中央駅から「Frankenstadion」駅まで8分、駅から会場までは徒歩約9分です。片道切符は通常1.8ユーロですが、W杯の試合のチケットを持っていると、試合当日は終日ニュルンベルク市内の交通機関が全て無料になります!

ファン・フェストは、試合会場近くにある「フォルクスフェスト・プラッツ Volksfestplatz」で開催。巨大スクリーンでの試合のライブ中継や、ビール村、ワイン村、その他さまざまなスポーツイベントなどが企画されています。中央駅方面からファン・フェストへ直接行く場合は、Sバーンなら「Dutzendteich」駅で下車(会場まで徒歩13分)、トラムなら「Doku-Zentrum」駅で下車(会場まで徒歩4分)します。

スタジアムとファン・フェスト会場付近の地図はこちら

【関連記事】
  • W杯を見にドイツへ行こう!


  • 【関連リンク】
  • 2006年W杯を楽しむ

  • ミュンヘンと南ドイツ


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